餓鬼あらわる?
今日は、日付が変わった頃から原稿描き。 おいらの賢ちゃん友達のひかるちゃんに頼まれて、(正確にはデジ関係のエサに釣られたのだけれど…(^_^;))「治(賢ちゃんの兄)×賢」と「スティングモン×賢」を描くことになっていたのだった。 まあ、そうすると、やはりBGMは『ベストパートナー 12』(賢&ワームモン)。いつ聴いても賢ちゃんの曲の詞はカイザーの時の歌であるにもかかわらず、過去を臭わせていることよ……。 我ながらこのバカっぷりはとめられない。
まあ、なんとか原稿を描き上げ、朝の6時に就寝。今日は昼バイトがないのでゆっくり寝ていられる……… と、思ったらなんと自分、12時に起きてしまった。 せっかく寝ていられるんだから寝ようよ自分!と頑張ってしばらく布団の上でゴロゴロしていたけれど、駄目だった。 「しょうがない…活動するかぁ…」 とりあえず近所の郵便局に原稿を出し、近くの大きなドラッグストアへ。 最近、全然日用品を買い物に行く暇がなくていろいろ切らしまっていた。いい加減に買いにいかないと。 洗剤、ブルーベリー錠、風邪薬、ゴミ袋、ビデオテープ、入浴剤、箱ティッシュ……。 とにかく本当に足りないものがいっぱいあったので、ガンガンカートの中に入れていったら。 「1万5千8百円になります」 チーン。 ………げふ。やりすぎた(^_^;) 金額もさることながら、重さも尋常じゃなかった。 両手いっぱい、合わせて10kg近くあるんではなかろうか、という大荷物。 しかも我が家には自転車がないので(買えよ!)おいら徒歩。 「スーパーにも行こうと思ってたのに……」 当然無理。泣く泣く近所の人達に見られつつ帰っていった。
お家に帰ったらお洗濯。これも最近天気が不安定なせいで滞っていた。 洗濯機をまわしつつ、メールの返事、FAXの返事、HPの更新、日記などを 書く。洗濯物を干し終わった時には、もう夜バイトに行く時間になっていた。 「あーあ、時間が経つのは早いよ……」
駅前で、いつものように夜バイトの社内バスの乗り合わせ場所へ。 そこにはいつも一緒に工場に行っているI(わ)さんがいた。 「おっはよう!」 「あ、もとちゃん(仮名)おはよう」 いつもの様に世間話などはじめる。わたしは自分の先程の薬屋の出来事など話していた。 そこで、自分の今日1日を思い出してみる。 ……なにか忘れているような気が……? 「あーっ!わたし今日何も食べてない!!!」 「えーっ!」 気づけ、自分(^_^;) そうだった、なんか力が入らないなあと思っていたのだ。スーパーで何か総菜でも買って食べるつもりだったのができなかったものだから、それをすっかり忘れて作業に没頭してしまった。 えーと、前食べたのは原稿にとりかかる前に食べた明太子おにぎり1個だから………うっもう16時間以上なにも口にしていない……。 そう気づいてしまうとお腹が減ってきた。 「大丈夫?もとちゃん( '_';)」 「いや…大丈夫……守衛さんの所にあるパン買って食べるから……」 このパンというのはその日工場で過剰生産してしまった分を社内販売しているパンの事。社内価格で買えるのでとても安いのだ。 工場に到着し、早速売っている小屋へ直行。 「今日はねぇよ」 そう言ったのは社内バスの運転手さん(顔見知り)だった。 「え?」 小屋の中を覗くと、本当になにもない。今日に限って……! 「うわぁぁぁ、あると思ったのにぃ」 「どうしたんだぃ」 「ああ、もとちゃん今日何も食べてないんです」 「なんだぃ。そういう事だったらよぉ、俺にパンの好み言ってくれたらとっといてやんのによ」 ………今日とっといて欲しかった。<無茶言うな
運転手さんと話をしつつ、更衣室へ向かう途中、人事のおじさんにあった。 「おや、今日は一緒に帰ってくれないんですか」 これは以前彼の話を聞かずに頷いたら「呑みにいきませんか」というお誘いだった(もちろんオヤジギャグ)というネタの続きだ。 今日はなんでこんなにおじさんに好かれるんだろう。 …おじさんはいらない。おいらは食べ物が欲しい。
空きっ腹のまま、仕事をしていると、隣の部屋で作業していたI(わ)さんがそそとこちらに寄ってきた。 「もとちゃん」 わたしのいる場所は上の人がいたりするので小声だ。 「あのね、今ね向こうでブルーベリーサンドが残り物で出たのね……食べる?」 おいら大喜び。まわりに聞こえるとマズイんでうんうんと大きく頷く。 「じゃあ、とっといてあげるね」
結局それは仕事中には食べることが出来なくて(あたりまえだ)、おうちに帰ってから食べたのだけれど、とっても美味しかった〜♪ 心配していたリバース(おい)もなく、やっとおいらの胃は落ち着いたのでした。
あなたのやさしさのこもったパン確かにいただいたわっ。ありがとうI(わ)さんv
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