Tちゃんアシスタント1回目
今日は夜バイト友達で芸能系同人のTちゃんにアシスタントに来てもらった。 こちらに引っ越して来てから人様にお手伝いしてもらうのは初めてなのでとっても緊張。 「うち、とっても汚いから」 「ああ、わかってるから大丈夫」 これだけだと誤解を受けそうだが、Tちゃんが言っているのはわたしがいつも家を汚くしてそうって事ではなく(-_-;)、修羅場してる同人は部屋を片す間もない程忙しく、床には原稿やコンテやトーンが散らばりまくっている事を知っている、という事だ。<カタギのみなさん、OK?
早速音楽などをかけながら、2人で机(こたつ2台)にむかう。Tちゃんには消しゴムかけとベタをお願いした。 「この本、何ページあるの?」 「さあ」 「はぁ?!」 「いや、まだ全部ネタ出ししてないからわかんないよ」 「なんだそりゃ!まだページ数も決まってないんかい!」 「え、だ、だってギャグで1Pのとかばっかだからページ数その気になれば減らせるし…そのへんは原稿の進行具合によって決めようかと思ってるんですけど」 「………あたしはストーリーばっかだから考えられないよ」 ああ、成程ね。確かにストーリーマンガじゃコンテとペン入れの同時進行はできないよなぁ。方向性の違いをしみじみと感じる。 「他の友達と比べてどう?ウチのお手伝いは」 「うーん?まぁ、あんま変わんないんじゃない?」 「……わたしの絵ってどう?(汗)」 「ああ…コロ●ロ系っぽいね」 「コ…コロ●ロ!!!(ガーン)」 そんな事を言われたのは初めてだ!アニメ絵とかマガ●ン系とか言われたことはあるけれど……。コロ●ロ……どの作家さんっぽいんだろう……き、気になる…(-_-;) 「もとちゃんのは指定がわかりやすいね」 「え、ああ?アニメの絵をそのまま似せて起こしてるだけだからね」 「わたしとか友達はみんな芸能とか少女系の絵だったりするからさぁ、どこが(トーンやベタの)境目かわっかんないんだよねー!しかもウチなんかはビジュアル系だから服とか髪型とかコロコロかわりやがるしー!」 「あっそうか」 「この間なんか髪型が似ているメンバーで白とトーンのヤツがいるんだけど、友達勝手に処理して白いヤツにトーン思いっきしはってんの!ムカツクー!!」 成程ね。(^_^;)確かにアニメは設定あまり変わらないしキャラもかぶらないからね〜。本当に畑の違う人の話って興味深いわ〜。 「もとちゃんこの背景すげーよ!2点透視使ってるし!」 「え?こ、これ?ああ、わたし変わった建物描くの好きなの」 「これ、パースにこだわる友達に見せてあげたいなぁ。できたら1冊買うからくれる?」 「あ、あげるよ。アシしてもらってるんだから(^_^;)でもそんな凄いパースじゃないよ。ちょっと狂ってる」 「え、あ、そうなの?でもほら、プロのくせに『なんじゃこりゃあ!』ってのいるじゃん!友達(上記のコ)がいつも言ってんのが●●●●って作家でさー!」 「う、うわっなんてコトを!!」 Tちゃんは過激だなぁ…。
その日はそんなこんなで終わってしまった。原稿の進みはというと…。 20%くらい?(汗) 「ちょっと遅かったかな」 「ごめん、練り消し持ってこなかったのが敗因だ」 「いや、お互い様だそのへんは(-_-;)そのあたりは次頑張ってもらうのでよろしく」 「………ははは」
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