ちきちき日誌




2001年03月26日(月)
ヘコミ日記

今日はもう朝から気分がわるい。
「バイト行きたくない…」
だって、いってもきっとみんなの前で暗い顔しかできないんだもの。
でも行かない訳にはいかない。迷惑かかるし、なにより身入りが減る。
通勤時間が唯一ボーっとできる時間なのだけれど、ボーッとしているとロクな事を考えない。
昨日せっかく相方が心配してTELくれて励ましてもらったのにな。ごめんよ。

朝掃除をしていてうつむいてなどいると、なんだか泣けてきた。いけないいけない。
月曜いっしょに働いているバイトのやえに「髪脱色したら怒られるかなぁ」と聞いてみた。
「何?気分転換?」
「う、うん。気分転換!」
まさかデジアド02の最終回の賢ちゃんにショックをうけて少しでも今の自分を何とかしちゃいたいと思っているなどとは口が裂けても言えない。(そして言ってもギャル系パンピーのこやつには訳がわからないだろう)
すでに金髪に近い茶髪のやえは「最近店長に染めろって言われた」とゆった。
聞くと最近社長がこういう事にとみにうるさくなっているらしい。
ヤツは「嫌だ」と反発したらしいが、その後店長と超会話がきまずく(やえ語)なったらしい…。
茶髪にしたらわたしも店長に怒られるか時給が下がるとかするだろうか。

昼過ぎに店長に聞いてみることに。
「あのー…」
「なんだ?もっちさん」
「あのですねー…そのー…」
「もう休憩とりたいって?許さんぞぅ」
「あ、そう言えばまだでしたね休憩。って違います!(>_<)あのですねぇ…」
「なんだ?」
「茶髪にしたらダメですか?」
かなりダメもとで聞いてみる。ダメならダメでやさぐれる覚悟はできていた。(なんて後ろ向きな(-_-;))
「茶パツってどれくらい」
「え?」
以外な質問がかえってきた。これはいいという事だろうか。
「え、あ、あの、(そこにいる)Oさんくらい!そんなに激しくはしません」
とりあえず無難なセンで返してみる。
店長は顔を別方向に向けて「いいんじゃないの」とゆった。
「でも、社長がみたら嫌な顔でみられるよ」
「いいです!わたし社長が来る時間は大抵いませんから!」
その会話をそばで聞いていたOさんが
「今どき茶パツじゃない人なんて逆に少ないもんねェ」とゆった。
店長は顔をあっちに向けたまま
「おおっぴらにやっていいって言えない方向に行っちゃってるからなぁ。社長の意向で」
「そうなんだ」
「うん。もうすぐ分厚いマニュアルがくると思うよ」
つまり、そのとき『染めなくてはならなくなる』かもしれないと店長は暗に行っているのだ。
「いいです!それまででも。(今の自分をなんとかできるなら)うし、それまで茶髪満喫しよう!」
「うん、そうしなよ〜」
Oさんはいつもノリの賛同者。
「寛大な店長でよかったなぁ!」
「きみは茶パツもいいけど化粧してきなさい」
…苦笑。
「今日も時間がなかったんです!それに昨日ショックな事があってそれどころじゃなかったんです〜!」
ジト目で見た店長は「いつもそう言って化粧してないクセに…」と言いたげだった


夜バイトはTちゃんが気胸という肺に穴があく病気になって入院してしまった為、1人足りない状態で、珍しく1人でソースとたわむれることとなった。(いつもは2人でやる作業)
1人だといけない。1人だとまた嫌な事を考えてしまう。
と、思いきや以外に考える暇がなかった。
なにせ普段2人でやっている作業を1人でやっているのでいつもの倍のスピードでやらなければならない。
19時から☆さんという怖い(怒鳴るのがくせみたいなカンジ。わたしは怖いとは思ってない)おじさんがやってきて、今日はその☆さんに19時から召喚されてしまう予定なので(☆さんは必ず特定メンバーを2人自分の部署につけたがり、そこに入れたがる人間の順位がある。本日のメンバーで行くとおいらが2位にランク付けされていた)19時前までにこの作業を終えてしまわなければならなかった。
「こんなにハイスピードで働くのはどれくらいぶりだろう」
あっというまに19時になり、やはり☆さんに召喚された。ここに召喚されるとやはり考えるヒマなどない。と、いうか☆さんの話につきあわされたり、こきつかわれたりはやくしろとつつかれるからだ。
今日は終業時間カッキリに作業を終えてしまい(何故かわたしは☆さんと仕事をしていると21時カッキリに仕事が終わってしまう)、またいつもの皮肉をいわれた。「もとは今日もまぁ〜キレイにちょうどに終わりやがったな!こいつ時間見て仕事していやがるからよ!」
「…誤解ですって」
…時間見て何が悪いんだ。


仕事してかえると、意外にヘコみ気分がやわらいでいた。
やっぱ外に出ることがだいじなのかな?
はやく立ち直ろう?自分。

 < 過去の日記  もくじ  未来の日記 >


もといっち [メール] [トップページへ戻る]