ちきちき日誌




2001年04月06日(金)
近くの細道

今日はオフの日。
今日は朝から少し原稿描きなどして、通販を少しやっていた。
同封していたペ−パーが足りない事に気付き、コピーしに行くついでに郵便局へ。
郵便局はウチのすぐ目と鼻の先にあるのでとても便利。ちなみにそのそばに
クロネコ宅配のできるお店があったりする。いやー、まるで同人屋用ににあつらえた用な良い立地だ。
為替を換金しにいって、イベント申し込み用の為替を買った。

駅前のコンビニでペーパーをコピーして、その足でスーパーにお買い物。
ちょっと家から距離があるのだけど、我が家には何故か自転車がないので(別の駅に通勤用のは常駐させてるけど/苦笑)とぽとぽと歩いて行く。
スーパーに行くのなんてどれだけ振りだろう。3週間ぶりくらい…下手すると1ヶ月くらい行っていなかったかも。
うわぁ〜野菜だー!!魚だー!!お惣菜だー!!食料品いっぱいだー!!
あ〜ちゃんと人間の新鮮な食料がいっぱい並んでるよ〜。
こんなことで喜んでいる生活ってどうよ、自分。

久し振りにワンダーカプセルを買う。最近なかなかコンビニなどには売っていなくて、かろうじてここと、某駅のサティと街のダイエーにあることは確認できているのだけれど…。
そのワンダーカプセル、知らないウチに売れ残り系の場所に移されていた。(無造作に他の商品と山積み/でも安くはなってない<ちっ)
「げえッ、いつの間に!」
確かに放映は終了してしまったけれど…撤退はやすぎるよ!!
まだおいら目的の彩色スティングモンさんとマスコットワームモンみつけてないんだよう〜!!(>_<)

とりあえず2個お買い上げ。

帰りはもうどこにも寄らないので「近道」をして帰る事に。
この「近道」、どこかのうちの私道の砂利道で、かろうじて車が1台通れるかくらいの細い道。
車が通り抜け出来ない様に出口にチェーンが張ってあるのと、駅からウチの方角に住まうヒトは少ないのとで、人通りが少ない。(かろうじてお散歩中のおじいさんとかに会うくらい)
そして、わたしたち姉妹が『森』と呼んでいる緑化指定区域のワキを通っているので大変景観が良く、わたしたちはこの道が大好き。
しかし、夜は照明もなく、暗く雨の日は道がぬかるんでいて他の自転車がつくった轍でコケそうになるので、わたしたち姉妹は「駅に用事がなくて明るい時」だけ好んでここを利用するのでした。
まずチェーンのワキを抜けて、枯れたすすき野原を通り、先代愛ハムスターのひまわりが眠っている『森』に向かってあいさつ。(…元気?)
しばらくすると『森』を抜けて民家と駅の私有地の雑草地がずっと続くので、そこでは民家のお庭(垣根なし)の植木と雑草地(石杭が打ってあって中には入れない)の木や草花や空とのコントラストを楽しむ。
今日の目玉(?)はそこの植木の桜だった。
「うわぁ…」
この木はいつも駅から見えていて、通勤中にきれいだなあと眺めていたのだけれど、近くで見るともっときれい。というか凄い。
ただそこに、2〜3本並んで、道に向かって垂れているだけなんだけれど。立派で、でも大きすぎなくて、花もたくさん咲いていて…何より花見とかで使われない木だというのがまた何ともいえない寂しさや、孤高さや感慨を感じさせていい。

今年はお花見に行く機会がなかったけれど、これがわたしのお花見だね。

道の途中で杖と石杭につかまりながら歩いて来るおじいさんとすれ違ったのだけれども、おじいさんに「いい日和ですね」と声をかけたかったのにできなかった。
どうも関東ではこういう「あいさつ」がしにくい。
石川県ではできたのにな。
こういう時、やっぱりこっちは住みにくいなと思ってしまう。環境ってやっぱりあるよなぁとまたしみじみと思ってしまうのでした。

きっとこの道を我々姉妹が好むのも、田舎と違って心がすさみそうになる環境の中、ちょっとでいいから第2の故郷に心を飛ばしてみたいからなのかもしれない。

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