ちきちき日誌




2001年04月28日(土)
代官山渋谷埼玉3連戦!

今日はびわこちゃんが行きたいというお店があるという、代官山へ行った。
…これだけ書くと非常〜に簡単だけれども、わたしは『代官山』へ行った事がない。
行き方は持っている東京近郊路線図に描いてあるのでわかっているし、渋谷から東横線でひと駅なので別にそんなに遠くもないので、それはわたしにとって問題ではなかったのだけれども…。
何が問題であったかと言うと、この街が非常に自分にそぐわないタイプの場所であったこと(笑)。
TVでご存知の方も多いでしょうが、代官山近辺と言えばいわゆる「オシャレ」な街なのです。
実際降りたってみて、すご〜くそれが実感できました。
ハイセンスなお店や建物が、ゆるい坂道にゆったりとした間隔で並んでいて歩いている人達もみなシブヤ系でハイセンスな人達ばかり。
(名古屋で言えば、「名大・山手通り沿い近辺」のような。(ローカルな))
何故か美容室がいっぱいあるのには笑った。
「うわー似合わね〜!!」
自分が浮いているのを実感しながら、駅近くにあったお食事関係が集まっているビルへ昼食を取る為に入った。
どこのお店でもそうだったけれども、建物から店内からなにもかもセンスが良くて、そしてえらい高そうにみえる(笑)。
このビルは高級割烹あり、昼はランチメニューなど出しているが夜は高級イタリアンやってるようなお店アリで「なんか普段は見れないモンを見た」カンジでビビリながらも楽しかった。
わたしたちはその中でエスニック系のカレー中心っぽいお店へ。
店内のインテリアは19のミツル絵っぽいカンジで、メニューはランチメニューが豊富で、お値段も1000円以内で日替わりとかあってまぁまぁ。オシャレ系なお店としては普通かな?
びわこちゃんはミニカレー(トッピング:スライスアーモンド)&ミニパスタ(ツナ)のセット、おいらは2種類ある日替わりランチセットの黒豚のグリルデミグラスソース掛けを注文しました。
美味しかったので2人してご満悦。
「今度来る時はまたここに来ようっと」
「わたしくる事あるのかなぁ(苦笑)」


その後、びわこちゃんのお目当てのアランジ・アロンゾSHOPへ。
かなり駅そばで、結構せまいが、グッズとセンスは可愛くてわたしは好きだ。
トレーナー地のトートバッグがかなり可愛くて欲しかったのだけれども、高くて唸っていたら、びわこちゃんが助舟を出してくれた。
「もし良かったら、今年のおたんじょうびプレゼントとして半分出してあげるよ。そのかわり今度あった時(正月)もといさんだけプレゼントない状態になるけど」
「本当?!うん、なくてもいい。ありがとうびわこちゃん!」
買う事決定。
でも4種類ある絵のうち、カッパくんとパンダのどちらにしようか迷いまくる。
キャラ的にはカッパの方が好き。でもパンダの方がデザインが良い。色もカッパの緑よりパンダの青の方が好きだ。でも、これに服を合わせるとなると自分の持っている服ではパンダの方は似合わないかも…でもパンダの方が好き…でもカッパも捨てがたいし……。
うーんうーんうーんうーん……。
「…わたし他のものみてくるね」
あんまり悩んでいるのでびわこちゃんに飽きられてしまった。(っていうかびわこちゃんの為に来たのにね/苦笑)
でも悩む。
うーんうーんうーんうーん。どっちだ、どっちだ、どっちだ……。
「…決まった?」
悩んでいる間にびわこちゃんがひととおり見終えてしまった(汗)。
「うーん、どっちにしよう!!」
しばらく再び考えこんだあげく、結局選んだのは…………。
カッパくん。
土壇場で好きより実用性を選んでしまうあたりが非常に自分っぽい。
前もオンリーイベントのビンゴ大会(※3月11日日記参照)で一番のりになってよりどりみどりだったのに、後楽園の旗よりデカいビニールバッグを選んでしまったしなぁ。
(ちなみにこの袋は現在デジグッズ入れとして非常に役立っています)

びわこちゃんがもう用はない、というのでそれ以外は店にも入らず、代官山を後にした。
その後行ったのは渋谷。
渋谷。
実はわたし、ここで降り立った事が1度しかないのでした。(しかもバイトの面接で109のある方ではなく歩道橋がえらいたくさん走ってるビジネス街の方に)
でも、一応他所からのお客さんを案内している訳なのだから、知識として分かるところは行ってみよう、ということで…
とりあえずおさえたのはハチ公前。
駅に「ハチ公口」なんてのがあるからわかりやすいよね(笑)。
写真で風景は知っていたのですぐみつけました。意外にこじんまりとしているなぁ、と言う印象でした。(となりのステージでおじさんたちがやっていた「ゴミ&タバコひろい」の会みたいなのの方が激しかった(笑))
待ち合わせの人がうじゃららといる中、「妹さんにみせなよ」ということでびわこちゃん&ハチ公像で写真を1枚。めっちゃおのぼりさんみたいで恥かしかったのも良い想い出の1枚だ。(笑)
その後、駅から遠くに見えていた謎の球体が付いているビルが気になったので、109、0101、PARCOなどを通りすぎ、その建物へ向かう。
近づくにつれて、建物の名前が『電力館』であることがわかった。
「?なんだろう…」
ビルの前に見慣れたキャラクターがいる。
「…でんこちゃんだー!!」
(でんこちゃん:内田春菊先生デザインの東京電力のマスコットキャラクターの女のコ。口癖は「じゃん♪」(笑))
ここではじめてコレが東京電力の”電気の科学館”である事が判明。
少したじろいだけれど、他に目的もなかったので2人で入る事に。
中には意外にも親子連れ以外のお客さん(主にカップルだが)が結構いてビックリ。みんな見るとこないとここに来るのかしら。
順路は7階からと札がたっていたので、エレベーターを待つ。
すると受付のおねえさんがやってきて、スクラッチカードを差し出して来た。
「今景品がもらえるクイズをやっておりますのでよろしければ挑戦してくださいね」
隣の若いカップルにも同じように配っていた。誰にでも配っているらしい。
みると、そのカードには3択で正解をスクラッチするクイズ問題が3問書いてあって、それぞれの問題の答えのヒントになるフロアーが書いてあった。(1問はノーヒント)
「わたしは5階と2階だ」
「わたしは6階と3階」
「え?!」
ひとりひとり問題まで違っているらしい。侮りがたし電力館。
受付のお姉さんはいちいち親切で再び話かけて来た。
「もうすぐ8階ではじまります、『ハクション大魔王3Dシアター』は16:00が最終となっておりますのでぜひご覧下さい」
「そんなのやってるのか(笑)」
「見てこうか。せっかく来たんだし」
エレベーターが来たので7階に行くと、8階へ続く階段に”ハクション大魔王3Dシアター受付開始15:45〜”立て札が。
「今が15:30だから、まだ時間あるね。それまでクイズといてようか」
わたしたちはすばやく自分の問題がある階に移動し、問題をといた。問題は非常に簡単で、かなり年齢が低くない限りは大丈夫そうなものだった。
立ち寄った2階で面白そうなコーナーをみつけ、足をとめる。
それはカメラで横顔を撮影し、それをコンピューターで輪郭線をよみとり、その
輪郭線をレーザーで名刺に焼き付けて切るという機械だった。(で、その紙は名前入りでもらえる)
先客で母姉弟の3人の親子連れがいたので、その後ろに並んで様子を観察。
おねえちゃんはピースをして撮影していたのだけれども、コンピューターがピースの部分を読みとってくれなかった。
「あーやっぱりダメだったよ、おねえちゃん」
ああ、なるほど。このコンピューターはどうやってやっているかは知らないけど、人間の本体部分しか読み取らないんだねぇ。じゃあ、わたしがやるときは…。
「こうやってみようかなぁ」
とひそひそ話でびわこちゃんに鼻のヨコに親指当ててパーしてみせたら、「やだ、もといさんったら」と笑われた。
すると、お母さんが今度は男の子に向かって
「○○くん、今度は鼻に手突っ込んでやってみてよ」
などと言ったものだから、おいら達大笑い。
あんまり声がでかかったので、お母さんに声を掛けられてしまった。
「今、わたしたちの事で笑われました…?」
「あ、いや、すみません。(ヒーヒー<まだ笑ってる)わたしたちも同じ事やろうと思ってたものですから…」
「あ、やっぱり?ですよね。ほら○○くん、おねえちゃんもそうやるって言ってるじゃないの」
「やだ!」
「おねえちゃんはやってくれるって。みてようね」
…こんなトコロ(渋谷)で心温まる交流してどうしようっていうんだ自分達。(笑)
とりあえずおいらのパーは、まあまあ成功。びわこちゃんは髪形が上手くスキャン出来なかったみたいで、博士くん帽子をかぶっているみたいになってしまった。残念。
そんなことをやっているウチに魔王の時間(笑)が迫って来たので大急ぎでクイズの景品を交換。(景品はミッキーの定規と鉛筆と消しゴムのセットだった)
おおきいお姉さんにもくれるトコロが某映画のフェアと違って太っ腹でいいね!(笑)

急いで7階に向かい、8階の3Dシアターへ。
15分ほどでんこちゃんの電気の無駄使いはやめようアニメを上映した後(じゃん♪)、3Dのハクション大魔王15分上映。
魔王が3DCGでかなり驚いた。(笑)
けど、ちゃんと違和感なく魔王だったし、カンちゃんもアクビちゃんもブル公も(笑)ちゃあんとした造型で良かった。(強いて言うならツボからの登場シーンがカッコ良すぎるわ/笑)
「思ったより面白かったね」
「うん」
「声もそのままだったし」
「イヤ、カンちゃんはサトシになってたよ(マニアック)」
大きなおねえさんにもなかなか楽しめる場所でありました。(笑)

その後電力館を出て、マルイの屋上のカフェでお茶。
女の子ばかりのブランド品店に囲まれたこのお店で、わたしたちがしていた会話と言えばSCRI(綴りに自信がない)ボードとIEEEとUSBの接続方法や違いの話。
…女性がこーいうトコでするハナシじゃなかったね(笑)。でも、こういう事直接聞ける相手がいなかったので、今回いろんな事がわかって(特に前日の仮想サーバーとデータベースの話は面白かった)おいら的にはかなり楽しかったのだけれども。
店を出て1階に出た後、おいらが荷物を店に忘れるというハプニングがあったけれどもそれは、店内でスーパーマンの様にすっ転んでいったウエイトレスのおねえさんに免じて許してびわこちゃんv(殴)

その後びわこちゃんを東京駅まで送って、お別れ。
でも、わたしの1日はまだ終わらない。

その時ともちゃんから携帯メールが。
”今日、来られる?間に合いそう?”
実は、今日これから昼バイトの呑み会だったのだった。
普通の呑み会なら丁重にお断りする所なのだけれども、今回は4月いっぱいで結婚して辞めてしまうバイト友達のともちゃんの送別会だったので、欠席はしたくなかった。ので、もしかしたら遅刻かヘロヘロだけれども行きますと、昼バイトのみんなには言ってあったのだった。
おいらの人徳のおかげでなんとか間に合うように埼玉某所にたどり着く事が出来た。
行くと、店にはもうみんな来ており、みんなからもらったプレゼントの黄色いフクロ(loft)をいっぱい置いているともちゃんがいた。
「あ、おいらもこれ…お祝い」
「ありがとう」
おいらも何故か黄色いフクロだったり(爆)。
所みんな一緒のトコロが笑いを誘う。
でも、おいらはその店のあるトコの市民だからいいとしてなんで他のヤツらは他の市民なのにあそこのロフトにいくんだぁ!
他に行くトコないんかい。ビバ、田舎(笑)

呑み会の際に、となりにいたギャル系バイトのやえに渋谷の電力館にいったハナシをしたら涙を流して笑われた。
「あたし1回だけあそこ行った事あるけど、ガッコで行ったんだよ」
…ああ、成程。社会見学とかで行くトコだったんだ。まんま名古屋の”電気の科学館”といっしょだったのね。
「何で109とかいかなかったの?今日まさおが持ってるKOOKAIみたいな可愛いのいっぱいあるよ?まさお超ウケる〜」
…電力館にいっちゃったヘボっぷりは見とめるけど観光にトモダチ109に連れて行ってどうするんだ。(汗)土産にエゴイストの服でも買っていってもらえと。(いや、できない/反語)
呑み会は今日はまぁ無難に進み、最後にともちゃんにみんなで500円づつ出し合って買った大きな花束を手渡して終わった。
ともちゃんは感情の激しい娘じゃないので表情にはでていなかったけれど、しんみりとしていたように見えた。

その後カラオケなどに行き家に帰ったのは夜中の3時。
おいらが爆睡したのは言うまでもない。

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