ちきちき日誌




2001年05月25日(金)
ダークタワーに登った日

21日の日記にの内容について判明した事が2点。

いち:相方に持っていかれた賢ちゃんは1枚でなく3枚である事が判明。
    あーいぼーッ!!(お返しもらったからいいけど)

に:サンシャイン水族館で見かけた”大手同人作家さん”は本当に御本人
  であった事が判明しました…。(その方のHPのBBSにて確認して
  参りました<すなよ!)
  うわ〜うわ〜うわ〜(驚喜)なんか偶然て素晴らし恐いですね。
  うす気味悪い質問に答えてくださって有難うございました♪



昼バイトで今日もなんでも売っているお店屋さん。

今日も元気においらをからかう輩に繰り出す蹴りと突きとパンチが冴え渡る。(なにしに来てるんだろう)
でかPOP描き(ウェットスーツのPOPに波を入れる指定)を頼まれてそれ用の紙を探していた。
「Fさん、白いPOP用の紙知りませんか」
「食べちゃったんじゃないの?」
どすっ。(腰に突き)
そんなことをやっていると、店長がFさんを手招きして外に連れ出した。
「……?」
仕事の話しかしら。いくらバイトのわたしに聞かせたくないからって、外に連れ出さなくても…。
その時お客様から呼ばれ「これ、安くならないの」とマケろ交渉が。
見ると商品はコーチのバッグでウチの店では結構なお値段品。
これはまあ、多分下げてもいいタイプのものだ。
わたしには値段下げてダメなものといいものはだいたいわかるけれど、下げる権限がない。
で、店長に下げていいか聞きに行く事に。
「店長」
店長、そして横にいるFさんは店の売り物の双眼鏡(おい!)で何か上空を覗いていた。
「何見てるんですか?」
良い年こいた男が2人して双眼鏡…めちゃくちゃ怪しい。
「わたしにも見せてくださいよ!(何見てるか知らないが)」<ダメじゃん
するとFさんが持っていた双眼鏡を渡してくれ、店の200mくらい先にある送電線の
鉄塔を指差した。
「あそこに人が登っちゃってるんだよ」
「………え?!」
どこどこどこどこ!(ヤジ馬根性丸出し)
「上から2段目あたりの…棒つき出てるトコあるでしょ」
「えわかんな……あ、アレかな?いた!」
確かに人間らしき男性が見える。
肉眼ではつまようじ大のそのやらかしさんは何か手を上に上げたり下げたりしていた。その鉄塔の根元にはパトカーが1台。
ははぁ…店長はこのパトカーをイチ早く見つけて見に来たんだな。
「っていうかそんな事でFさん呼び出しとったんかい!(今日社員あなたたちしかいないのに)」
店長を店に戻し、お客さんの交渉も成立。
続けてでかPOPを描き描きしていると、だんだん店の外に人が増えて来た。
ヤジ馬が…。
「なんか、パトカー増えてるよ」
とは外を見に行ってたギャル系新人バイトのWさん。
「今見たらヘリ飛んでて。『危ないから降りてみようよ〜』だってー。そんな説得でいいのかなー?」
…ヘリまで飛んでくる騒ぎになっているのか。(あと今時の説得って一体…いくないぞー/汗)
わたしもうすぐ帰る時間なんですけど…か、帰れるのか……?(自分の事ばかり)


帰る頃になるとどうもやらかし人間は降りたらしく(店長談)、パトカーは消えていた。
が、ヤジ馬は物凄い数に及び、店の前、送電線の近くの田んぼ・道全てに車や自転車が数十台止まっており、近所の住人たちが道々から例の鉄塔を眺めていた。
警官さんが鉄塔近く何か所かに立って鉄塔に続く道路封鎖。
わたしは自転車でそれらの脇を通り過ぎる。
「困ったもんだねぇ。こんな事になるなんて」
「あそこにいたんだよ。大丈夫なのかねぇ」
止まっている車の中にはAV機材車みたいなものもあり、そこの脇を通り過ぎた時、その持ち主らしき人間が携帯で誰かにしゃべっている内容が聞こえた。
「もう、ダメだよ。撮っても売れない。金になんないよ」
…………なんてリアルな……。

その後やらかし人間はどうなったかニュース見てない&新聞とってないので知らない。
でも店長が降りて来るのをみてたらしいので(いちいち店のスタッフから情報が入るので見に行く必要がなかった)大丈夫だとは思うんですが。

やらかしくん。空は青かったですか。

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