友情復活!?
わたしにはヘンな友人がひとりいます。
彼はおいらより2つ年上で、不思議な経歴の持ち主。 盗み経験アリ。おくすりやってましたと公言してはばからず。(なんかおそろしく痩せてる時の写真みせてもらった)喧嘩で塀の中に入っちゃった経験あり。(なんでもそれ関係で昨年まで外国に行けなかったらしい) しかしその前は某1流学習雑誌で有名な会社に就職していて、上司とエレベーターや車に乗る乗り方なんかを知っていたり。 もうこれだけで充分に不思議なのですが。
わたしが1年半前昼バイトで出会った時は、会社を辞め、興した事業(テレクラ<……)を弟に譲り、会社関係で知り会った易の先生に弟子入りして易のお勉強をしている最中でした。(ノートに漢語ビッシリ) でもその時は別にお互い他の人達より仲がいいとか、そんなことはなく、お互い普通のバイト友達でした。(でもよくよく思い出すといじめられていたかも。店の商品のガスガンで尻撃たれたし/涙)
彼との共通点は「マンガ好き」(笑)。 彼はすぐバイトを辞めてしまったのですが、このへんがあってバイトで会わなくなった後もわたしは彼にマンガをかしたり、その報酬(?)として御飯をおごってもらったりしていました。(やっぱりいじめられていたから無理に貸していたのかもという気がしてきた)
でも不思議な人で(またかい)自分の気がのらない時は決して連絡をとらなく、(しかも気がえらいかわりやすい)あるとき、 「俺、今度塀から出てくる友達と沖縄行ってしばらく遊んで暮らすから」 と言って住んでいるマンションを出るような事を言ったので、それ以降連絡をとることも(というかわたしから連絡した事はほとんどない)会うことも無かったのでした。
それがつい数ヶ月前、連絡があってどこへも行っていないことが判明。(こらぁ!) そして最近店に来て貸してた「20世紀少年」を返してくれ(そしていきなりヒトの顔にパンチ(涙)<もちろん軽くだけど)、貸し借りもなくなったし、これで彼とは自然消滅かなぁ…などと思っていたら。
「俺パソコン(バイオのノート。なんかくやしい)持ったんだけど、一緒についてるCD-RWが使えねぇんだよ。悪いんだけどさぁ、もといさん教えてくれる?」 「何故わたしなんですか(汗)」 「実は学生の女のコに教えてもらったんだけどさぁ、ムカツクんだ。そいつ自分だけわかっていやがってよ。やっぱ教え方って言うのがあると思うんだ。もといさん教え方上手いじゃん?」 それでおいらに白羽の矢が。 「店(おいらの昼バイト)の連中には教えてって言われたって言うなよ」<男のプライドらしい
で、おいら夜バイトの後呼び出され。(というかソコしか自分の空き時間がない) お礼におごってやるよといわれ、一緒に呑んだはいいが、それで終わってしまい。(汗) 時計を見ると夜中の1時半。電車はとっくになくなっている。 「送って行くの面倒だよ、泊まってかねぇ?」 「いーやーでーす〜。人の家は熟睡できないから。おいら熟睡する気満々なんで。あと同じ服着てったら誤解されるでしょ」 「俺の服貸してやるよ」 余計にマズイっつーの!(汗)
送ってもらいつつ、 「塀の中に、牢名主って本当にいるんですか?」 などと聞いてみた。 「ああ、いるよ。でもヘタな事すると独房入りだから、そんな滅多な事はないよ。それに俺はそういうのと仲良かったからさ。ヘタにビビッたりするとダメなんだよ 。そういうのって、あるじゃん?」 話を聞きつつ、なんで自分はこのヒトと友達なんだろうとますます不思議に思い。(自分カおたくだけど一応カタギで真面目な人間なんで) 今現在旦那さんがいるヒトと不倫してて(何でも買ってくれるらしい/うらや…イヤイヤ)、店長のクルマに爆竹投げちゃうようなヒトなのに(これは店長が奥さんとベタベタしたたからなんだけど)な〜。 もといっちさんの中の世界七不思議。
また今度呼び出されるんだろうなぁ。 今度はちゃんとパソコンの件になるといいなあ。ひきのばされると面倒だから。
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