東京の片隅から
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2000年12月03日(日) |
佐賀町エキジビット・スペース |
佐賀町エキジビット・スペースが年内いっぱいで閉鎖されると聞いて見に行ってきた。 今日までは合同展、そのあとスペースの回顧展のようなものをやって、最後はなにもないスペースそのものを見てもらうという企画。最後まで洒落ている。 いい企画をやっていた。 現代美術が面白いんだな、と思わせてくれたのはこことセゾン美術館のおかげ。それももうない。 最初に見に行ったのはアンゼルム・キーファーだったなあと思い出す。
建物自体も古い。通っていた高校がこんな感じだった。天井が高くて、窓枠が鉄でなかなか開かない。トイレはタイル敷き。暖房はスチームだった。中庭もある。こういう味のある建物がなくなってしまうのは淋しい。建物自体の耐久性はしょうがないのだが、私は今の建築には魅力を感じない。
ぴんと来ない人のために、グレイプバインの「君を待つ間」PV撮影場所といえば分かりやすいだろうか。ほかにもPVやらテレビやら映画やら、あちこちで使われている。
夜、ライヴを観に新宿へ行ったら、ラグビー早明戦だったらしく、歌舞伎町は酔っ払いでいっぱいだった。 それにしてもラグビー関係の飲み会は、学生が多いせいからか、いつも飲み方が汚い。自分の汚物にまみれて転がっているのが何人もいる。クズだ。 いいライヴだったのに、ちょっとヤな気分。
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