東京の片隅から
目次きのうあした


2001年03月13日(火) 風の強い日

天気はいいが風が強い。いまのところ花粉症ではない私でも目が痛くなる。髪の毛も風にあおられて会社につく頃にはバサバサだ。
会社でもティッシュペーパーの減りが早い。
日ざしはだんだん強くなってきている。沈丁花も咲いた。こうやって一つ一つ春になるんだろう。

景気はさっぱり春が来ない。日経平均は12000円を切った。いくら経済に疎い私でも良くないのだということはわかる。いつまでも右肩上がりである必要性はないと思うが、自分達を養ってゆけるだけの経済力はなければならない。
首相が変わってもよほど新味がない限り景気が急に上向くことはないだろう。

欲しいものはとくにない。耐久消費財はもう家に揃った。娯楽も沢山ある。
経済を動かすのは、人間の欲だ。強烈な欲求が必要無い現在、景気が上向かないのは、ある種必然かもしれない。
私の世代は第2次ベビーブームだ。人数だけは沢山いるので激しい競争にさらされているはずだが、妙にのんびりしている。バブル期に思春期を送ったので楽天的になっているのか?のんびりしているからか、人数が多いのにブームは生み出さないのだそうだ。
人数が多いのでブライダル業界なんかは期待しているらしいが(笑)。

将来が今より良くなるとは決して思えない。年金も保険も一応きちんと払っているが、払ったぶんが戻ってくるとも思っていない。だとしたら自分の身の丈に合わせて堅実に暮らした方がいいと思っているのだけど、景気の面からすると良くないことだろうか。


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