東京の片隅から
目次きのうあした


2001年09月10日(月) 雨の色

台風が近づいてきて、一日中雨が降ったり止んだり。
雨は大粒で強く降ってくると白く見える。

何かの本で読んだのだけど、黒澤明監督はモノクロ映画で雨の迫力を出すために墨汁を薄く混ぜたそうだ。黒く色がつくのはもちろん、墨に含まれる油分がライトに反射するからくっきりと見えるのだろう。
良く考えたものだと思う。

日本の雨はなんとなくべたべたする。(台風の雨はちょっと違うのだが・・・)でもミクロネシアや沖縄の雨はべたべたしなかった。
海もそう。房総あたりの海は空気も海水もなんとなくべたべたしている。うっかり飲んでしまうと苦い。ミクロネシアは雨が降ってもなんだか気持ち悪くないし、海水も飲んでしまってもただ塩っぱいだけ。成分の違いか、空気の綺麗さの違いか。
でも海の場合、透明度が高いのは栄養分が少ないということだから、あまり手放しでは喜べない。


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