確認作業。 |
寝る時とか、出掛ける時とか。
ガスや電気のスイッチや家の鍵をちゃんと止めたか、
閉めたかがとても気になる。
いつも指さし確認をして、さんざん確かめて出て行くのに、
気になって戻ってくる事がある。
階段を下りた所で戻ってくる事もあれば、
車でもう途中まで出ているのに、戻ってくる事もある。
家を出て行く時は、すべてちゃんと出来ているか不安になる。
何度も思い返して、心配な所はないか考える。
気になって戻った時でも、99.9%はちゃんと出来ている。
これがもっとひどくなって、生活に支障を及ぼすこともある。
『強迫神経症』である。
何度も何度も果てしなく、確認しないと落ち着かなかったり、
一度決めたら次もそうしないと気が済まなかったり。
これをやらないと悪い事が起こるというジンクスから、
抜け出せなくなったりもする。
子どもの頃、右手を動かしたら、
必ず左手も同じように動かさないと気が済まなかった。
今でも、洋服を着る時や靴を履く時は必ず左から。
何かの拍子に右からになってしまったら、やり直したりする。
鍵をかけたら、何度もガチャガチャ確かめないと不安。
ガチャガチャやる回数にもこだわりがあったり。
生活に支障を来たすというのが、
病気とそうじゃない状態を分ける基準なら、病気には入らない。
でも、自分としてはこのこだわりに縛られる部分があって少し窮屈。
これを治していくには。
まず、止めてみる。(こだわりに基づいた行動を。)
それがいいらしい。
ジンクスを止めてみても、何も悪い事は起きないと分かる。
やってしまえばキリがないのだ。
とりあえず止めてみる。
でも、今現在ものすごく苦しい思いをしているわけではないので、
このこだわりを続ける事よりも、止める事の方が辛い気もする。
ほんとに困らないと、変えようとは思わないものなんだ。
|
2003年07月08日(火)
|
|