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2001年02月11日(日) 「笑いは思考の拒絶」

今日は家で1日中缶詰。
就職活動のはずだったが、HPの更新に精を出してしまいました。
友達紹介とかリンクのコメントなど少し手を加えてみたので、
よかったら見てください。
書評、早く完成させます。
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塾講師をしていると、居心地の悪い笑顔に触れることがある。
それは例えば生徒が友達とふざけてて見せる笑顔ではなく、
授業中、こちらの返答に窮したときに見せるやりきれない笑顔だ。
僕は余り好きではない。

今日の日記の題名は最近読んだある小説の中に出てきた言葉だ。
切羽詰ったり、どうしようもない時、時に人は思わず笑ってしまう。
笑うというよりは、はにかむ。
生徒が笑うのが好きでないと言うのは、別に生徒がわからない
ことに腹を立てているわけではない。せめて「わかりません」と
素直に言って欲しい。

叫ぶこと、泣くこと、そして笑うこと、それらは思考することを
放棄した時点で始まる動作だ。このように感情を表現することを、
決して否定するつもりはないけれど、自分は極力物事を考える
人間でいたい。本当は自分に塾の生徒にとやかく言う権利など無い。
「思考したい」、それは思考力不足を焦る今の自分の切実な思いだ。


おじゅん |MAILHomePage

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