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2001年02月11日(日) |
「笑いは思考の拒絶」 |
今日は家で1日中缶詰。 就職活動のはずだったが、HPの更新に精を出してしまいました。 友達紹介とかリンクのコメントなど少し手を加えてみたので、 よかったら見てください。 書評、早く完成させます。 ********************************************************
塾講師をしていると、居心地の悪い笑顔に触れることがある。 それは例えば生徒が友達とふざけてて見せる笑顔ではなく、 授業中、こちらの返答に窮したときに見せるやりきれない笑顔だ。 僕は余り好きではない。
今日の日記の題名は最近読んだある小説の中に出てきた言葉だ。 切羽詰ったり、どうしようもない時、時に人は思わず笑ってしまう。 笑うというよりは、はにかむ。 生徒が笑うのが好きでないと言うのは、別に生徒がわからない ことに腹を立てているわけではない。せめて「わかりません」と 素直に言って欲しい。
叫ぶこと、泣くこと、そして笑うこと、それらは思考することを 放棄した時点で始まる動作だ。このように感情を表現することを、 決して否定するつもりはないけれど、自分は極力物事を考える 人間でいたい。本当は自分に塾の生徒にとやかく言う権利など無い。 「思考したい」、それは思考力不足を焦る今の自分の切実な思いだ。
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