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2001年08月04日(土) 「おじゅん」の名の由来

かつての日記にも少しばかりこの名の由来を記したと思う。
今となっては、その命名理由を知る人も多くこの日記を見ているので、
改めて記すのは少し恥ずかしいのだが、リクエストもあったことだし、
明日からの予定と絡めて話そうかと思う。

僕は明日5日から10日まで国際交流プログラムに参加する。
「国際交流プログラム」、そう書くと何だかニュアンスが
うまく伝わらないように思う。

このプログラムはこの夏で10回目の開催となる。
巷でよく見かける「国際交流プログラム」の類のように
後押しする団体があるわけでもなく、全くの手作りのプログラム。
僕の所属するゼミと韓国のある大学のサークルの学生で共同運営し、
夏に東京で、冬にソウルで開催される。プログラムでは日韓両国の
歴史・経済・政治・文化等々について討論したり、現地の学生の案内に
よって景勝地をめぐるツアーを行ったりする。

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本来であればゼミに参加できるのは学部3年生から、
しかも所属学科以外のゼミを受講することは出来ない。
けれど、こんなものは事務所の言う建前だ。
ゼミなんて先生に直談判すればまず受講を認めてくれる。
そんなこんなで僕は4つのゼミに所属している。
まあ数は何の問題でもないし、興味のあるテーマを扱うゼミに
出ればそれでいいのだと思う。それがたまたま4つあっただけだ。

とにかく僕はひょんな事から「学部2年」で「異なる学科」の
あるゼミに所属し、このプログラムに参加することになった。
どんなことだってきっかけなんて些細なことだ。
けれど、2年前の少しばかりの好奇心で僕の学生生活は
大きく変わった。

思い出の尽きないこのプログラムの中で、僕は韓国の学生達から
韓国の有名なコメデイアンにそっくりだと言われた。
その話はたちまちのうちに全メンバーに伝わり、
あろうことかメーリングリストで写真が公開されてしまった。
それを見た友人、「マジ受けた。やばい。お前そっくり」。
しこたま傷ついた。

そのコメデイアンの名は「Kwan Ohjung」。
送られてきた写真を見るにつけ慙愧に耐えないが、
これまであだ名なんてめったにつけられた事がないし、
まあ面白いかなと思いその「ohjung」の名を拝借したという次第。

あまりgoogleで検索したりとかしないように。調べた挙句、
画像を送りつけて「思わず苦笑」とかメールで送ってこないように。
21歳の男としてそれなりにプライドが傷つくので。
「うまく」イラスト処理されたサイトへプロフィールページから
リンクをはってあるのでそれで満足して・・・。

4回目の参加となる今度のプログラムで、僕は歴史問題を考える
グループに加わることにした。折りしも現在、日韓問題の悪化が
毎日のように新聞紙上を賑わせている。
絶えることなく生起するこれらの問題を、単に「右翼」や「左翼」
だとか、「自虐史観」や「修正主義」といったようにレッテルを
貼ることで割り切ろうとするのは、あまりにも一面的なやり方
ではないだろうか。

「何が問題なのか」、まずは問いを立てることから、
そして語ることから始まるんじゃないかな、何事も。


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