彩紀の戯言
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2000年11月06日(月) |
若者に説教する前に!? |
なんか情けないニュースばかりが目に留まってしまう・・・。
まったく自慢にはならないが私はあまり新聞を読まない。 私が読むとくちゃくちゃになってしまうし、手が黒くなるのがどうしてもイヤなのだ。 だから私はもっぱらテレビのニュースに頼っている。
で、最近の気になったニュース。
県知事の名刺をテレビカメラの前で折り曲げたおじさん
いやぁ、これはビックリした。
社長が部下に名刺を配ると会社が潰れる・・・・。
下の者が上の者に名刺を渡さず怒られることがあっても不思議ではない。 がしかし、全く逆のことをしてあの言われよう・・・。気の毒だ。 県知事として県庁に暖かく迎えられないことが解っていたからこそ 下手に出て名刺を配ったかもしれないのに。
長野県を会社に置き換えることはまぁいい。 でも・・・長野県って潰れる可能性があるのか? 幾ら赤字になったって潰れることは無かろう。
そして名刺を折り曲げた。 自分で社長と言っておきながら、 その社長の名刺をテレビカメラの前で折り曲げてしまった。 企業だったらクビだぞ!よかったねぇ、会社じゃなくて・・・。
作家に県政なんて支えられるものか!なんて考えていたのだろうか。 もしそうだとしたらかなり失礼な話だ。
だって現都知事だって作家だし、前都知事は放送作家だった。 しかも「意地悪ばあさん」だぞ。 都庁で働いている人に対しての侮辱と受け取られる可能性大。
テレビカメラが来ていることも忘れキレたんでしょう、と コメンテーターに解説されていたが、 「キレる」は若者に使う言葉だと私は思っていた。
自分に制御ができない年代だから「キレる」と表現するんじゃなかったの? 大人が子供になってしまう時代なんだろうか・・・。
子供と言えば・・・・
魔が差してやった、と謝ったおじさん。
遺跡発掘現場に家から持参した石器を埋めてしまった。 子供が悪戯半分に埋めたのなら解る。 調査団長を務める立場であの重大さが解らない訳がない。
歴史を追求する者はどんな小さな手がかりだって欲しいはず。 それなのに何十個もの石器を埋めるなんて・・・・。
発掘を手伝っている人たちは愛好家のボランティアが多いと聞く。 彼らの夢をぶち壊していないことを祈るしかない。
しかも魔が差した理由が「他の遺跡に比べて成果が劣っていたから」らしい。 あぁ、まるで子供ではないか・・・・。ただのワガママ。
自分勝手なワガママは相手(他人)の事を考えてあげられない子供にしか 通用しないのではなかったのか?
こんな大人ばかりではないだろうが、 もっとしっかりしてくれなくちゃ若者に説教しても説得力ないんじゃ・・・。
もちろん、自分は若者のつもり(笑)
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