彩紀の戯言
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2000年11月08日(水) 才能がありすぎてもそれはそれで大変らしい。

今日実家に行ったので私の幼い頃のアルバムを渋々持ってきた。
結婚生活に必要でもないし、何しろ重たいので今まで手つかずにしていたのだ。
2年もほったらかしなのでさすがに邪魔だったらしく、うるさい母。

認めたくはないが幼い頃の私は母にも父にもよく似ている・・・。←アルバムを見ている
しかも”良いとこ取り”では決してない。
大きくなると母の面影だけが残り、ますます憂鬱だ。

そう、私の母はお世辞にも綺麗な人ではない。
が・・・・、歌だけは何故か上手い。(あっ、失礼!母)
おまけにココ数年カラオケ教室なんて通ってるものだから
素人にしてはかなりのレベルであることは間違いない。

しかし、私は音痴ではないにしても下手な方。
なぜこの才能を受け継がなかったんだろう???
今の時代なら才能を披露する場所はいくらでもあるのに。

と思っていたのだが・・・・
披露される側はどうも素直に母の歌を聴くことができない事に気づいた。
先日珍しく一緒にカラオケに行ったのだが、嫌みなくらいに上手いのだ。
熟練度赤丸急上昇。

「歌が上手い人が集まる店で歌ったほうが良い」
身内なので忠告する私。が、すでに他人に指摘されたことがあるらしい。
母は「月謝を払っているから」という言葉を常に準備することになった。

老後(と言うにはまだ若いが)の楽しみを見つけた母はとても生き生きとしている。
しかし、それを思う存分披露できないのがちょっとかわいそうな気がしてきた。
真面目に歌って真面目に聴くカラオケ喫茶で←こういうのがあるらしい
ガンバレ母!!


・・・・ところで私の自慢できる事ってなんだろう???
まつげにマッチが2本乗る・・・・自慢になるかな?
(そして3本目を必死に乗せるが・・・ポロリッ)


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