彩紀の戯言
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2000年12月07日(木) |
ユーミンのフリース。 |
買う。着る。洗う。破れる。ッポイ!
これが私の中でのイメージ。・・・・・・ユニクロ。 私が生息している地域では10年ほど前からユニクロがあったと思う。 初めて足を踏み入れたのは8年くらい前だったか・・・・。 2,3着購入したが上記の理由でさようなら。
価格が安いことには特別驚かなかった。 名古屋でのティーンの定番「すずたん」というお店の価格とさほど変わらない。 この「すずたん」では今でも低価格の商品が並んでいるが、 商品を手に取ることはない。当たり前だ。ティーンじゃないのだから。
まだまだみずみずしいティーン時代でも、あることがきっかけで店に行かなくなった。 「すずたん創業祭」とかいう在庫処分品セール的なイベントに行ったのだ。 そこそこ大きなホールで催されたのだが、同じ商品がズラ〜〜・・・。
別におかしいことでも何でもない。当時は名古屋でかなりの店舗数を持っていたはず。 ある商品が1店舗には2着しかなくても全店舗合わせれば相当な数になる。 低価格販売=商品数が多い 経済の基本を中学生で知った・・・かもしれない。
頭の中では理解できても、目の前にずらりと並んだ商品は 私の購買意欲をぺちゃんこにした。 個性的という表現に憧れ始めたティーンエイジャー彩紀。
この「すずたん」。最近ではこの名前はあまり見かけなくなったように思う。 店舗の名称をちょこちょこと変えているようなのだ。 企業戦略か?「脱すずたん」?イメチェン?果たしてこの戦略は成功してるのか?
さてさて、ユニクロの話に戻ろう。 買う。着る。洗う。破れる。ッポイ!・・・・ユニクロのイメージ。 これが私の中で少しずつ変わり始めた。
東京の一等地での出店。三上博史が着るGジャン。ユーミンが着るフリース。
素晴らしい。数年前には素人っぽいおばちゃんとおじちゃんがレジの前で服を脱ぎ、 商品交換を迫るCMだったのに・・・。ギャラに雲泥の差が見受けられる。儲かってるのね。
格段のイメージアップだ。
2900円でも三上博史が着てるのよ!1900円でもあのユーミンがお召しになっているのよ。 そう。2900円でも三上博史が着ればかっこいいのだ。 1900円でもユーミンが着ればもう一流ブランドなのだ。
フリースがずらりと並んでいても、何色もあり形も少しずつ違う。 同色同形同サイズのフリースが10着並んでいたって、 なにしろユーミンのフリースなのだ。少々のことには目をつむろうではないか(笑)。
え?何でそんなに詳しいかって? だって・・・・彩紀母が買ってきてって言うから・・・・つい、行っちゃったのよ。 おまけに自分の分まで買っちゃったりして・・・。
だって気になるんだもん。商品が前より良くなったのかなぁ?って。 1900円だからワンシーズン着られたらまずまずかな。 自分で試してみないことにはああだこうだと言う資格もないしさ!
日曜に行ったのが間違いなんだがそれにしても凄い混雑ぶりだった。 駐車場に入るのも大変。混雑するので交通機関を・・・・なんてCMで聞いたが、 東京なら可能だろうけど郊外は無理でしょ。 あんな交通の不便なところにばかりに建てておいて何言ってんだか。
そうそう、こんな会話が・・・。
知人 「ダンナの作業着の下のTシャツなんてユニクロがベストよ!安いもん。」 彩紀 「でも、首とかすぐ延びるでしょ?何枚も買ったら結局一緒じゃない?」 知人 「うん、だからちょっと丁寧に洗って首が伸びないように干すのよ」 彩紀 「???安物なのにそんなに気を使って洗濯するの?」 知人 「まあね・・・」
ユニクロ商品は扱いも一流ブランド並になったらしい。
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