Dailyみぅこむ
男子フィギュアスケートのヤグディンが、アマチュアの競技会からの引退を匂わせているみたいですね。 誰もが予測していたこととはいえ、やはり残念です。 先天性臼蓋形成不全ということを考えても、仕方の無いことだとは思います。 はっきりと「引退表明」をしているわけではないけれど、 本人も「アマチュアでやれるだけのことをやった。これからは新しい挑戦を考えている。それがとても楽しみだ」と答えているところを見ると、それに限り無く近いと思われました。 (いや、英語のニュースで読んでいるので、ちょっとニュアンスが微妙に間違っているかも…)
思えば、この6年間、プルと抜きつ抜かれつ競り合ってきたあの日々が、ほんとうに懐かしく思い出されます。 (私のフィギュア好きも、そんなに年数が経ったということか…)
この二人は技術のみならず、その背景もちょっとしたドラマにできちゃいそうなエピソードやらがゴロゴロあって、なんだか断ち切れない因縁やらが感じられて(勝手にだけどサ)、とかく目が離せなかったわけでして。 華奢な身体(10代当時は)でダイナミックながらも繊細な演技をするプル(ついでにコメディもやる)と、力強く悠々たる王者の風格を持つヤグは、この印象の違いでもよく対比される存在でしたね。 どっち派、みたいな話もよく出た。 私は昔も語った記憶があるけど、やっぱり二人揃ったアイスの上が、すごく好き。 二人が揃うと、信じられないくらいにお互いが輝く感じがして。 ライバルってのは、そういうものなんだなあと、この二人をみてえらく感動した。
プルはヤグのこの表明に関して、こうコメントしていた。 「彼は偉大なスケーターだと思う。寂しく思うよ。…それはともだちのようにではなく、アイスの上でね」 そしてこうも言っていた。 「でもまた、どんどん実力のある人間がやってきてる。僕は彼らと競うことがとても楽しみだね」
最後までライバルなコメント、ありがとうございます、プルたろさん! ヤグさん、これからも楽しませて下さい、競技会以外でも!
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