今日も遅くに電車に揺られて帰って来ました。
車内で、本を読んでました。 そうすると、腰と太ももの中間あたり、ちょうど骨盤のトコに ”ツンツン”と当たる物があります。
イタクは無いのですが、気になります。
何かと思ったら、ヒジでした。
隣の女の人のヒジでした。 何でヒジが当たるのかと思って、覗き込みました。
どうやら、手にメモとペンを持って書いています。 ゆれる車内で器用に書いています。 字も読み易く、綺麗。 揺れる車内で、良く書けるモンだと感心する。
隠しつつ書いているのですが、上から見てるので丸見えです。
イカンイカンと思いつつ覗き込みます。
どうやら、詩を書いている様です。
いつもなら、ぜーんぜん気にしないのですが、酔っ払い満載の車両の中で 黙々と詩を書く姿に興味が沸きました。
スマンスマンと思いながら、読んでみる。
うーむ、なかなかのモンですナ。
って、σ(^_^)は詩には詳しく無いのですが、なんともセツナイのです。 この雑然とした空間に似つかわしくない世界。
急に、周りの喧噪が遠のく様な感覚。
でもって、次から次へと書いて行きます。 そんでもって、加筆、削除とかしないのです。 一気に書き上げる。 読み返してはいるが、書き換えない。 でも、文は支離滅裂ではなく、リズムがある。
色々な文体で、次々に書き込んで行く。
とにかく凄いエネルギー。 次から次にコトバが溢れてくる。
だんだん、コノ人自身に興味が出てくる。 「コノ人は、いつでもこんなにコトバが浮かんでくるのかな?」 「電車に乗ると、特別に浮かんでくるのかな?」 「何にインスパイアされて、この詩なんだろうか?」
けっこうタイプだったのが、イチバンの理由かもしれませんが。。。(笑)
ドコまで書き続けるのか気になって、急行に乗り換えなかった。
途中で、読んでた本に夢中になってしまい、気が付いたら居ませんでした。
なんだかとっても気になるヒトでしたネ。
居なくなってから考えました。
どうしてあんなにスラスラ書けるのだろう? ぜんぜん書き直しもしない。 次々に溢れ出る様に書き続けられるのはドウしてだろう?
はたと、気が付く。
多分、思った事を素直に書いているカラなのだろう。 思っているコトをそのまま書いているから、書き直す必要はなく。 また、悩むコトもナイ。
無理矢理書いたり、変に飾ったりしないからスラスラ書けるのだろう。
最近、この日記書くのがツラいコトがある。 書く事が無くて、コマってしまう。 思いのほか時間がかかる。
ムリして書いたりすると、追加や削除が多く、何だかワカラなくなる。
それは、中心に自分の意志がナイからなのだろう。 思ったコトを書いていなくて、作ってしまっているのだ。
あくまでも、コレは日記、自分の思ったコトをかくのだ。 別に、小説を書いている訳ではナイ。
思ったコトをそのまま、書く。 書けないなら、書かなきゃイイんだ。
そんなコトを考えた。
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