こぎとえるごすむ
思う事・日常の出来事をウダウダと書きます。
「テメエふざけんな!」と思っても暖かい目で見て下さいね。

苦情は受け付けません。イヤだから。

2001年04月10日(火) 溢れ出るモノ

今日も遅くに電車に揺られて帰って来ました。

車内で、本を読んでました。
そうすると、腰と太ももの中間あたり、ちょうど骨盤のトコに
”ツンツン”と当たる物があります。

イタクは無いのですが、気になります。

何かと思ったら、ヒジでした。

隣の女の人のヒジでした。
何でヒジが当たるのかと思って、覗き込みました。

どうやら、手にメモとペンを持って書いています。
ゆれる車内で器用に書いています。
字も読み易く、綺麗。
揺れる車内で、良く書けるモンだと感心する。

隠しつつ書いているのですが、上から見てるので丸見えです。

イカンイカンと思いつつ覗き込みます。

どうやら、詩を書いている様です。

いつもなら、ぜーんぜん気にしないのですが、酔っ払い満載の車両の中で
黙々と詩を書く姿に興味が沸きました。

スマンスマンと思いながら、読んでみる。

うーむ、なかなかのモンですナ。

って、σ(^_^)は詩には詳しく無いのですが、なんともセツナイのです。
この雑然とした空間に似つかわしくない世界。

急に、周りの喧噪が遠のく様な感覚。

でもって、次から次へと書いて行きます。
そんでもって、加筆、削除とかしないのです。
一気に書き上げる。
読み返してはいるが、書き換えない。
でも、文は支離滅裂ではなく、リズムがある。

色々な文体で、次々に書き込んで行く。

とにかく凄いエネルギー。
次から次にコトバが溢れてくる。

だんだん、コノ人自身に興味が出てくる。
「コノ人は、いつでもこんなにコトバが浮かんでくるのかな?」
「電車に乗ると、特別に浮かんでくるのかな?」
「何にインスパイアされて、この詩なんだろうか?」

けっこうタイプだったのが、イチバンの理由かもしれませんが。。。(笑)

ドコまで書き続けるのか気になって、急行に乗り換えなかった。

途中で、読んでた本に夢中になってしまい、気が付いたら居ませんでした。

なんだかとっても気になるヒトでしたネ。

居なくなってから考えました。

どうしてあんなにスラスラ書けるのだろう?
ぜんぜん書き直しもしない。
次々に溢れ出る様に書き続けられるのはドウしてだろう?

はたと、気が付く。

多分、思った事を素直に書いているカラなのだろう。
思っているコトをそのまま書いているから、書き直す必要はなく。
また、悩むコトもナイ。

無理矢理書いたり、変に飾ったりしないからスラスラ書けるのだろう。

最近、この日記書くのがツラいコトがある。
書く事が無くて、コマってしまう。
思いのほか時間がかかる。

ムリして書いたりすると、追加や削除が多く、何だかワカラなくなる。

それは、中心に自分の意志がナイからなのだろう。
思ったコトを書いていなくて、作ってしまっているのだ。

あくまでも、コレは日記、自分の思ったコトをかくのだ。
別に、小説を書いている訳ではナイ。

思ったコトをそのまま、書く。
書けないなら、書かなきゃイイんだ。

そんなコトを考えた。


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