こぎとえるごすむ
思う事・日常の出来事をウダウダと書きます。
「テメエふざけんな!」と思っても暖かい目で見て下さいね。

苦情は受け付けません。イヤだから。

2011年05月28日(土) 2011年 1000ccカップ第1戦 筑波 (前日練習走行)

雨ですよ。

台風2号が来てます。

雨のレースは嫌だなぁ。

と思う反面

もしかして、もしかするかも(はぁと)

「雨なら体重差や、車両の差が縮まるので、腕で勝負ができる。」

なんて、マトモな事は考えません(汗)

「雨のレースで上位陣がコケれば、漁夫の利入賞できるかも?」

等と、ヨコシマなことを考える。
「よこしま」って「邪ま」って書くんですね。どーでもいいですけど。

それがアカンかった!

罰が当たりましたよ。

罰が。

先日の土曜日、お昼前から筑波に入ります。
朝から雨が降っています。

走行は、午後からなので、細かい作業を行います。
地味に、ワイパーブレードを交換したり、ウインドーをコーティングしたり。

そして、タイヤを眺めながら考える。

フロントは、正直、まだバリ山。
ドライだったら、逆に不利になる位。

問題は、リア。

左は、2009年製造。
レースに5回は使ってる。

もう一本は、2008年製造。
レースに、何回使ったかわからない。
マーキングが、そこらじゅうに残ってる。

先週確認したら、左のリアの溝がなくなってました。
やむ終えず、倉庫にあるタイヤを全部引っ張り出して、
使えるタイヤを装着しました。

オマケに、ホイールも完全にドライ仕様。
オフセットが大きく、内側に入ってます。

上手い人は、それでも問題ないのでしょうけど、
ドライでも最終コーナーとか不安定なのに、
雨ですよ、雨。

他のエントラントと話をすると、
グリップ上げるために空気圧をずいぶん下げてる。

うーん、どうしよう。

どうせ、コーナーで俺の車は不利なんだし
(腕も不利なんだけど)
ココは、コーナーを我慢して、ストレートで稼ごう。

俺でも、ストレートでアクセル踏むくらいできるだろ。

それが、大間違い。

自分の走行の前の枠で、他の車のタイムを計測。

21秒台で走ってることを確認。
(後で考えたら、それ1位と2位の人なんですよね)

これも、大間違い。

自分の設定タイムを完全に間違えました。

そんでもって、ドライと同じ空気圧でコースイン。

全然グリップしねぇー
怖ぇー!!!Σ(゚д゚lll)

1コーナー、1ヘア、ダンロップ、ダンロップ先の緩やかな左コーナー、2ヘア、最終コーナーが滑る。

全部じゃねーか!

ダンロップ先ですら、リアが出そうで不安定。
全然、アクセル踏めねぇ。

計測開始1週目、24秒台。

よく考えれば、ドライでもトップから3秒落ちとか普通なので、
このタイムが、この状態での私のタイムだったのでしょう。

でも、その時は、

何だコリャー!

せめて、他の車の後ろについて、ストレートが速いとか気がつければよかったのかもしれませんが、
コーナーで離され過ぎて単独で走っていたので全然わからない。

やっぱ最終コーナーだろっ

と、1週目よりも速い速度で進入。

リアが食わねぇ!!!

ケツが流れてフロントが巻き込みそうになるので、カウンターを当てる。
そんなことしてると曲がりきれない。

コースアウト。

でも、早いうちにコースアウトしたので、そのまま芝生の上を走ってコースに戻る。

ダメっ、空気圧下げよう

ピットインして、空気圧を下げる。
結構しっかり下げたので、時間がかかる。

走行枠が20分しかないので、焦っていた。
実際、残り時間は10分を切っていた。

焦りつつ、再度コースイン。

さっきより全然グリップする!

車も問題ないみたい。

残り時間を見ると、あと2〜3週が限界。
タイムを出しに行く。

自分では、いい感じで走ってゆく。

でも、最終コーナーは、怖いので十分に減速して進入。

減速しすぎた!

減速しすぎたせいか、インにつけた。
(縁石付近は、水溜りがあったので、そこまでは寄れないですけど)

焦りもあってか、アクセルを速めに入れてしまう。
それも、ガッツリと。

加速とともに、またリアが出そうになる。

つーか、スピンしそうになる。

また、コースアウト。

しかし、今回は、先よりもコーナーの終盤でコースアウト。
また、ハーフスピン状態でグラベルへ、つーか芝生へ。

「FFはアクセルだけは抜くな、そうすれば何とかなる」の言葉が頭にあり
アクセルは入れたまま、ブレーキは踏まず斜めに滑りながらスポンジバリアに近づいてゆく。

こりゃ、立て直せないな(当たるな)。

と、妙に冷静だったのを覚えています。

何でそうしたか分かりませんが、クラッチを切ってブレーキを踏む。

ケツを出して斜めに滑っている状態でブレーキ掛けたもんだから、
車がクルリと方向を変える。

「うわっ、何で俺ブレーキ踏んでんだ」

そう思ってブレーキを離すと、回転した車は急に真後ろに走り(滑り?)始め、
スポンジバリアにケツから突っ込む。

スポンジバリアって、あれ意味ほとんど無いんですね。

バキャン!

と言う音と共に、衝撃が来る。

速度は落ちていたし、身構えていたので体は問題ない。

エンジンは再始動する。
車も動く。

しかし、左リアからバンパーが(少しだけど)飛び出ているのが見える。

今思えば、それでもコースに戻ってピットに帰ればよかったのですが、
気が動転していたこともあって、コース外へ退避。

あの場所に車残して、コース外に退避するのも迷惑な話。
すみません。

走行が終わるまでの、正味5分も無かったであろう時間がすごく長く感じた。

ピット裏に戻り、車を確認する。
2度のコースアウトで、泥だらけ、草(芝生?)だらけになってました。
ルーフまでびっしり。

リアは、ご覧のとおりベッコリ。



他の1000ccカップのドライバーが駆け寄ってきて一言。

明日出てくださいね、一人減ると章典減るんで。
ちゃんと「体大丈夫ですか?」って始めに心配してくれましたよ。

このタイミングで言うか?(笑)

この時点では、明日のレースに出れるとは思ってませんでした。

さっきまで、あんなに降ってた雨は小降りに。
どうせなら、土砂降りなら泥と草を流してくれただろうに。

まずは、リアをじっくり眺める。

ベッコリ凹んだリアゲート。
リアバンパーも凹んでる。
リアバンパーは押された分、横に広がって飛び出てる。
でも、飛び出てるって言っても少し。

あと、リアガラスもリアのテールレンズも割れてない。
ウインカーもテールランプも動作する。

「リアゲート開かなかったらどうしよう。」

開閉レバーを引くと、”バイン〜ン”と言う音と共に開く。
今度は、閉まるかどうかが問題。

少々閉めにくいけど、閉まる。

これは、意外とラッキーかも?

と、思いつつ、まずは車をきれいにする。

「ホースを借りる」という考えさえも浮かばず、
プラスチックのコンテナに水を汲んでバシャバシャ掛ける。

水と雑巾で綺麗にしてゆくと、車は走る前よりも綺麗になった気がする(笑)
リア以外には問題がなさそうに見える。

一通り、綺麗にすると。



あれっ?イケんじゃないこれ?

やっと元気が出てくる。

車をピットに入れて、タイヤを外す。

なんじゃこりゃ!

いや、車にダメージあったわけじゃないですよ。

タイヤハウスの中もですが、足周り下回りがドロドロand草だらけ。
エアで吹き飛ばすと、ピットの中は泥だらけ、草だらけ。
ちゃんと後で箒と塵取り借りて綺麗にしましたよ。

すると、さっきのドライバーが帰りの挨拶にやってきた。

最後に、

何でココだけ牧場みたいになってるんすかっ

すきでやってんじゃないやい。
。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

明日の決勝に続く。


 < 昨日はこっちだ!  過去の「こぎと」一覧  明日はどっちだ! >


おすぎ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加