フーチーひとりごと。
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生まれて今日まで何回自分の顔を見てきただろう。自分の顔に不満のない人なんておそらくゼロに等しいだろう。しかし「絶対に嫌い」と思う人もこれまたゼロに等しいのではないだろうか。
鏡の前で笑ってみたり、怒ってみたり、その中で「これはイケてる」って表情があるからやめられんのだ、この顔でも(笑)これを読んでいる人の中には俺の顔を知っている人もいるので下手なことは書けないが、まぁ「優・良・可」で言えば、「可」のレベルにはあると思う(笑) 基本的にはフケ顔である。フケ顔と書くとおっさん顔になってしまうが、高校生の頃からあまり変化がない。それは実年齢よりも見た目の方が先に年をくっていたからであろう。最近になってやっと実年齢が追いついてきた気がする。あとはこのまま実年齢が見た目を追いぬいてくれるのを願うところだが、未だかつて年よりも下に見られたことはない。
しかしまぁ、この顔は好きだ。変えたいとこは多少あるが、多分変えてしまうと元の顔が懐かしくなり後悔するだろう。25年間この顔と付き合ってきて、この先もこの顔と付き合って行くのだ。 肝心なのはパーツや配置のバランスではなく、内面からにじみ出てくる表情なのだろう。古いアルバムを見ていると実にいい顔をしている時期がある。思い返してみるとその時期はとても充実し、楽しい時期だった。年を重ねてくると抱える悩みや、疲れでどうもその頃の「いい顔」がない。
ため息ばかりついていると出ていくんだろうね、「気」というやつは。「病は気から」というように、「いい顔も気から」そんな気がする。「格好良い顔」は整形すれば手に入るが、「いい顔」ってのは整形じゃ手にはいらんもんなのです。
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