フーチーひとりごと。
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目を閉じて想像してみてください。
「最愛の恋人が突然死んでしまったとしたら・・・」
いつもは聞かないAMを聞いていたら懐かしい曲が。 沢田知可子の「会いたい」 この曲をよく耳にしていた当時は彼氏はいなくて イマイチ実感できるものがなかったのだが、さっき 室井滋のエッセイ集の中で彼女が当時付き合っていた 彼氏が「オマエが死んでしまったと考えたら涙が出てきた」 というようなことを言ったという文章があり、それを読みながら 何気なく「ポンタが死んでしまったら・・・」と想像してしまった。 驚く程早く涙が溢れてきてすぐに頭の中からその想像をかき消した のだが、「死別」というのは他の別れ方とは全く別のような気が する。別れの辛さに大小はないけど、生きている限り別れたとは 言えこの世に存在するが、死別はもうこの世から消えてしまうの だから。もちろん心の中には生き続けるのだろうが、せめて映画 「ゴースト」のような奇跡があると信じていたい。
これを書いている今、ポンタは横でスヤスヤと寝ている。 「ポンタ、さっきは勝手に殺してごめんな」 なんて思いながら鼻を摘むと勢い良く手で払いのけられ 生きてることにホッとする。
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