痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2001年11月08日(木)    男気と以心伝心

   って面倒くさい。あのアフガンの派兵、どこまで実戦に近づくか、とかさ、
   国際社会の責任を果たす、ってところがさ。国会のおじさん達が熱弁して
   いると「いいじゃん女々しくても」「日本は女々しくてもやっぱり戦争に
   加担したくないし、この先も銃後でやれることをやります」って言えない
   んだろうなあ、と思います。
   男らしい責任のとり方をできないこの国の憲法は恥ずかしい、って聞こえ
   ます。ほら女だから。アフガンも男だけで動かしてるし国際社会も男気の
   世界だもんね。
   まあ男の本能ってわかんないし、女には。なんでそんなに雄は縄張り意識
   が強いんでしょう。うちのタロウ君もすごかったな。
   でもやっぱり力をしめすコトが大事な生存意義なのでしょう。

   どうして日記なんか書いてネットに流しているんでしょう。
   よく他のひとの日記にも自慰行為とか自己満足とかかいてあるけど、まあ
   そんなもんなんでしょう。
   でも最近思ったのは、amiが死んでからなんでも説明しないとわかりあえ
   ないのがつまんないな、ってこと。
   よく小学生の仲良しとかって小さなサークルのなかで毎日顔をあわせて同
   じことやってるから、朝、顔をみた瞬間おんなじこと思い出してわらった
   り、電話しようと思っているとかかってきたり、あそこで遊んでるかな、
   って思うとやっぱりアポなんかなしで会えたり。したよね。
   amiとは大人になってもそうだったからイナクナッタいま思いついたり考
   えてたりすることの半分くらいは説明するのがたるくて口にださずしまっ
   てあって、大抵枯れるか腐っちゃう。
   そのほんの少しの開放というか、のわりに大したことは書いてないような
   気もするけど、そうだよね、わたしも今かんがえていたよ、っていうシン
   パシーが欲しいのかも。
   そのわりに一方通行ではないか、との声も聞こえそうだけど、amiとだっ
   て結局は無言の受け止めを欲していたようにも思います。
   ああでもあの手紙は宝物だね。「どうしてわかったの?」
   ってわかるに決まってる。好きだからだよ。あなたのことを考えていたか
   らですよ。あなたがわたしに望んだこと。喜ばせようとして、でもほんと
   うはそんなに驚きでもなかったでしょう。
   いまラジオからエンリコの恋心が流れてきました。amiの十八番でした。
   これがシンパシー。   


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