一人で毎日明るく楽しい気分を保って生きていく。なのにイヤな夢を忘れ られず、一日パーになる時もある。 今日目を覚ますと、うなじが汗でびしょびしょでした。頭の中に「いやだ いやだ」と駄々をこねた余韻と痛さと苦しさと所詮他人事である、寒々し た苦〜い気分が残っていました。 どうしてヒトの頭というのは記憶や感情をたしてゆがめてあんなドラマに して本人に見せたりするのでしょう。3年も前に心の隅で持ちつづけて、 否定してきたことを今さら生々しくもういない人に語らせたりするんでし ょう。他人がやったら最低の行為だ!って非難されるようなことも、自分 の脳みそくんの仕業ではどこにも文句がつけられない。
「もうだめ。あきらめて。あえない。」ということばも、どんな治療でど んな痛みでどんな無言だったか、実際には見聞きしていないものを、記憶 にある匂いや別のときのシチュエーションから頭がでっちあげている。
二度ねは気持ちいいけど、たまにこんな悪夢にかわることもあります。 遅刻もしたしね。昼間からビールをのんで、ぜんぜん気持ちよくなれず、 キャべジンを飲みました。
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