痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2001年12月20日(木)     師走的生活

     このところ人生の半分を眠り、1/6で働き、1/12は社交生活。残り
    1/4はみかんの皮を剥いている。正確にいうとみかんのすじを剥がして
    いる。
     冬場は10〜12時間眠るのでこれで一日の半分。師走的に普段の3割増働
    いているので一日平均4時間労働。(通勤含む)師走的におつきあいも増
    え、したがってお酒の席が増えるのもいたしかたないでしょう、で平均2
    時間。残りの6時間がおうちにいるマイプライベートタイムなわけですが
    、なにをしているかといえば、みかんの白いすじを剥がしているのです。

     正直いってこうなることが分かっていたので、みかんとは深くつきあい
    たくなかった。常備果物のりんご・かき・なし・ばなな で十分だった。
     柑橘系はジュースを飲めばよいと思っていた。
     ところで我が隠れ家のインテリアはほぼ茶系と緑のアクセントなのです
    が、師走のある日スーパーでお買い物中に、インテリア的にみかんのオレ
    ンジ色小さくて丸いのがコロコロはマイルームに師走的暖かさ季節のワン
    ポイントを与えてくれる、しかも安くて食べられる、と思ってしまったの
    がこのお猿さん生活の始まりだったのです。
     そして食べたらうまかったのです。いや今頃のみかんはおいしいね。

     子供の頃から給食の時間もみかんの白すじを偏執狂じみて剥くくせがあ
    って、たしかに口の中に繊維が残るのがイヤ、とか生理的な理由もあるん
    だろうけど、結局はくせにすぎないんじゃないかと自分では思っているの
    ですよ。エアクッションのプチプチつぶしみたいに。全部!とにかく全部
    つぶしたい、剥きたい。つるつるの裸にしたい。脱毛と一緒かも。ちょび
    っとでも残っているとイヤでしょう?ムダ毛。あんなかんじ。

     そうして1個むくのに20分くらいかかり30秒でたべてしまう。全部
    食べちゃうとインテリア上また買ってくる。ほかの事をしながらもいつも
    少しづつすじを剥いている。剥いただけで食べるのを忘れて出かけ帰って
    くるとカチカチの裸みかんがいたりする。

     そんな師走生活です。
    
     


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