痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2011年12月31日(土)  煩悩〜

来年の抱負。

『やせる』

先月まで もう死ぬかも と言っていた病人が何言ってんだ と思われるでしょうが、
そんな病人なのに太っていく不思議。
つまり
必要以上に栄養をとっている、
ストレスと家族の甘やかしで間食が多い、
運動しない(できない)、
のであります。

来年は、少しずつ歩ける距離を長くする
間食とソフトドリンクを減らす
お腹が減っていないときには食べない

で体を軽くしたいです。
副作用はあっても胃腸は快調で十分なカロリーは取っているので、体力は落ちないはず!


バリ旅行で書いていなかったまとめ。

ウブド(田舎)の街中にウジャウジャある安いエステの客引きの女の子にふらっとお願いしてみたポリッシュ含めて500円のマニュキュアと、
最終日のフライトまでの時間かせぎのフットマッサージにオプションでつけた2000円のペディキュアを比べてみる。
結果、500円のは、終わってサンキューとお金を払ってサンダルを履こうとしたら紐で擦ってあっというまに片手の半分が剥げてしまった。
まあこれは自分も悪い。
トップコートをしない・ドライヤーで乾かす から予想できた事態でありました。
2000円のは、足の爪であり 帰国するとこちらは真冬でつねに靴下を履いていたことはありますが、未だにきれいに花の模様まで残っている。
値段の差には意味があるということね。
でも500円の店も、すごく丁寧にササクレや甘皮の処理をしてくれて、
爪楊枝でひとつひとつ描いた花の模様は2000円のお店よりずっと丁寧で上手でした。
全部で1時間半くらいかけてくれたから当然チップを渡したんだけど、
代金が500円なのに500円のチップはおかしいよなあ・・・
と まあ一割で50円あげました。
「50円〜?」という貨幣価値(いまどき貨幣ってのも変なかんじ)の違いと、特に観光地はガイジンへの観光値段と現地の流通値段が違いすぎて、
どのくらいが妥当なチップなのか分かんない。
もうチップ苦手〜。
アメジカ人さんやオストラリアンはあまり広めないで欲しい。
元々バリはチップの習慣がなくて、またホテルやレストランは税・サービス料が加算されるから考えなくていいんだけど、
こういう個人のサービスで料金が安いのに一生懸命にやってくれるとあげたくなるし向こうも期待しているのを感じる。
ううん 志で一割 って割り切って考えればいいかなあ。
あ、2000円のお店の子にあげなかった。
丁寧にやってくれたけど、それも当然の店構えと料金だったし、
どうも前日の500円の子と比べてしまって、単純に1割で200円もどうよ、とか考えていたら財布を出しそびれてしまいました。

ケチャを見ていたら猿に帽子を奪われる。
ウルワツ神殿の猿たちは非常に手癖が悪く、サングラス・帽子・バンダナ・ピアスなど主に顔のあたりにあるものをひったくるので用心 とどのガイドブックにも書いてあるし、
現地の人もやられるらしく、ガイドさん達も木の枝などを振り回して猿を近づけないようにしている。
わたくしのガイドさんも帽子をしっかり深くかぶって、ストールをヒラヒラさせないようにタイトに巻いて、とすごく気をくばってくれた。
そして入り口に戻ってくる別なガイドさんからもらった木の枝を振り回してしっかり猿を追い払ってくれました。
それなのに、神殿のテラスの一番前の夕日も見える絶好のポイントでケチャを見ていたら後ろからサルに帽子をひったくられました。
本物の猿ではなくて、ケチャの芝居にでてくる白い猿ハヌマーン(の着ぐるみ野郎)に。
ハヌマーンはいたずらものキャラ。
最初に出てきた時もさんざん客席に入り込んでお客さんを弄っていたんだけど、一回ひっこんだので油断していました。
が、ウルワツについてすぐ念のためにトイレに入った時に、暑くてかゆくてずれかかっていたカツラをしっかりとかぶり直したおかげか、
ものすごい勢いでひったくられたのに、カツラはしっかりと頭部に残っていたのです。
今みたいにすっかりツルツルならまだいいけれど、当時は平家の落人の亡霊的に自毛が残っていたので、
もしカツラごとひったくられていたら、ハヌマーンも客席も笑うどころかなんともいえぬ空気に凍り付いていたでしょう。
帽子もすぐ返してくれました。
結局セーフ。
まるでわたくしの人生。

あと何があったかなあ。
また思い出したら来年にでも。
それではみなさん よいお年を。


 もどる  もくじ  すすむ


ITCH [HOMEPAGE]

My追加