1月は正月気分が抜けたあとから気分が下降しはじめて、 イライラというか、何にも楽しくなくてもう毎日に飽きた お仕舞いにして新しい世界にいきたい、とかくだらないことを考えていました。 軽い鬱だったのかなあ。 薬が効いて先日のCT検査でもはっきり腫瘍が小さくなっているのも確かめられたのですが、だからといって治ったわけでもないし、 治療がいつまで続くのかもわかんない。 元気は元気でも、いつも傷口は痛いし。この地味にいつも痛いところがわたくしを弱らせているのかも。 新しく心に風が吹いてくるような本にもめぐり合えない。 やれる範囲で何かやろう、とは思ってもやりたいことが思いうかばない。 人生探しの十代か!と自分に突っ込みをいれても何だか乾いた笑いも出てこない。
寒いからか。
しかし節分をすぎ、立春のニュースをみて少し気持ちが軽くなってきました。 どんなに飽きてしまった人生でも、サクの可愛さに飽きることはなく、 またここ1月ばかりハマっているゼリーとグミ (どちらもゼラチンだ。体がもとめているのか?) に関しては決して母任せにせず、数日おきにコンビニやスーパーに行って、 まだ食べたことのないものを探しておりました。 今日は風呂あがりに、広島特産ハッサクゼリーを食べるのだ。楽しみだ。 グミは子供向け商品にわたくし好みのハードなタイプが多いのですが、子供向けはコーラとソーダとグレープ味ばかりなんだよね。
つまるところ1月は、朝起きて インコと遊び、図書館にいき、この本つまらねーと愚痴をいいつつ投げ出さず全部読み、スーパーに行ってグミとゼリーと飲み物を買い、インコと昼寝し、風呂に入るとネット巡りをしながら、 読んだことあるような記事と見たことあるような画像ばっかりつまらねー、と愚痴りながらも本日のゼリ〜パラララッパラーと蓋をあけてぷるぷる食べて、インコかごを覗いてまた明日遊ぼうねチューと熟睡しているインコさんに気持ち悪く投げキスをして、何十回も読んだ手持ちの海外ミステリーを、 やはり面白いものは何度呼んでも面白い、と思いながら眠る、 そんな毎日を過ごしていたのでした。
こうして抜きだして書くと、毎日朝から夜までお仕事しているひとや対人ストレスを抱えているひとには楽しそうな生活に見えるかも。 書き出していない間の時間には重い倦怠に包まれているのです。 たぶんそれが鬱的なものなんでしょう。
でも節分の前の日に気付いたのです。 インコとゼリーだけでも明日楽しみにできるものがある、と。
|