おーちゃんと姫路駅で待ち合わせ。 幸い、すぐにわかった。 駅からてくてく歩いて国立姫路病院へ。 おーちゃんは姫路の短大に通っていたので懐かしそう。 病院に着いたら なんと面会は午後からしかだめだと総合案内で言われてしまった! とりあえず病棟を教えてもらい、そこのスタッフセンターで再度交渉してくれといわれて内科病棟に向かう。 そこで先生の名前を言ったらすんなり通してくれた。
個室だった。 そーーっと病室に入って・・・・先生の姿を見て・・・・ ショックだった。 30kg前後の体重がどういう状態なのか。。。まったく想像もつかなかったのだけど・・・ 目は落ち窪んで・・・ 足も手も骨と皮で・・・・ なにより顔の面影が全くない・・・別人のようだった。 起き上がることもできず、ベッドの柵をなんとかもって 苦しそうに話される・・・ それでもやはり喜んでくださって。。 「そこに座れ。いやそっちだと顔が見えないから・・・もっとよく顔を見せてくれ」
少し話し始めるといつもの先生の口調だったんだけど・・・ 「あの数学の苦手だったhatzeがコンピュータの仕事なんて笑わせるよな」と またいわれちゃった(苦笑) でも、、、本当に声を発するのもしんどそう 「おとといは歩行訓練をしたんだけどなあ。。昨日はしんどくてできんかったよ」
あとでおーちゃんが「あの筋肉じゃ歩けないよ。しんどいよね」ってぼそっといっていた。
ぶどうの房のようになっている肺の中が空洞になってしまい それがつぶれて年末に吐血されたらしく、急遽入院になって 今は管から酸素を吸入しているのでなんとか呼吸ができるらしい。 二年前は結核と間違えられたらしいがそのときも肺の空洞にカビが生えていたという。 もともと食の細い先生だったが 「食え食えといわれてもそう食えるもんじゃないよな」とあまり食欲はない様子。 胃が小さくなってしまっているんだろうな。。
「特に治療することはないからここにはあまり長く置いてもらえない あとは療養するだけなんだ。」 なのであと二週間もしたら別の病院に転院するらしい それって・・・よくなる見込みがないから??などという不安がよぎってしまう。
もともと体調を崩されていたところに昨年の娘さんの交通事故のショックで心労が重なって一気に痩せてしまったらしい。 その娘さんもまだ完治されておらず、近々再手術が予定されているという。 「もう踏んだりけったりだな。。。」とさびしそうにつぶやく。
今の病院は職場からそう遠くないから仕事帰りでもよれる限り顔を出そうと思う。 転院されてしまうとそうそういけなくなるので・・・
それにしてもあんなにやつれてしまって回復できるものなのだろうか・・ 今の先生の姿を見るのは本当につらい。。 一人だったら泣いてしまったかもしれない。 なんとか。。以前の先生の面影をとりもどせますように。。
のりこママ(先生の奥様)には入れ違いで会えなかったけど お元気でいらっしゃるだろうか いつも笑顔でほがらかな奥様だったけど 先生も娘さんも大変な状態でさぞかし気苦労が絶えないと思う のりこママが心から微笑むことができますように 先生もふみのちゃん(娘さん)も元気になれますように・・・・
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