虹色過多想い
2004年10月23日(土)  追いつけないとしても近づきたい
少し前「あなたに追いつけるようにがんばりたい」と言ったあたしに、彼は「追いつけないよ。生まれた時から3年の差があるんだよ」と言った。
その意味を今、ひしひしと感じている。

あたしは年上が好きなのかもしれないと思い始めたのはたぶん18歳の頃。
べつに同い年でも年下でも愛に年齢なんて関係ないと思ってるからいいのだけれど、あたしの好きなタイプが尊敬できる人なので、年上の人に憧れることが多いんだと思う(多いと言っても実際年上の人をそんなに好きになったことはないのだけれど)。
そして、尊敬できる人に甘えてばかりいるんじゃなくて、近づきたいと思う。
だから恋人ともそんな風に接していきたいと思っているのだけれど、実際のところ、年齢差ってのはあたしが思った以上に大きくって、理想と現実はなかなか近づかない。

あたしは恋人が悩んでる時にちゃんと受け止められるのかな。
受け止めたいとは切実に思っているのだけれど・・・。
社会を経験してないあたしじゃ頼りにならないのかな・・・。
あたしが社会に出る予定の年まであと4年。
それまでこの差は埋められないんだろうか。
たとえ同じ社会人という土俵に上がったとしても、3年という時間は永遠に追いつけないままなのかな。
それなら、年下を好きになるメリットなんてどこにあるんだろう。
実年齢だけで恋するわけじゃないのはわかってるけど。
要はその人物がどんな経験と考えを持てるかなんだろうけれど。
考えは何とかなっても、経験はそう簡単に手に入れられないような気がする。

支えになりたいとか
心から応援してるとか
何より誰より想ってるとか
恋人にとって1番近い存在でありたいとか
そんな強い気持ちがあるってだけじゃ何の役にも立てないのかもしれない。
でも、今のあたしはそれしか誇れないんだもの・・・。

それでも、近づくことが難しくっても、近づいていけるように努力したい。
恋人のためになることなら何でも、一生懸命にしたいと思う。

”好き”だけじゃ、だめだから。
”好き”だから、何ができるか。

大人になりたい。
ただ、年齢を重ねるだけじゃなくって。

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