虹色過多想い
2004年11月03日(水)  2年前に繋がった糸が赤い糸ならば

今日は彼氏さんとカフェ晩ご飯。
Caramel Cafeへ行ってきた。
ホットペッパーとかによく載ってて、名前はもう何年か前から知ってたんだけどなかなか行く機会がなかったんだよねー(と言うかやっぱり一緒に行く人がいなかっただけ?)
それになんか雑誌に載ってるそのお店がおもちゃみたいな感じで期待もできなかったし。

7時ちょっと前に行ったら丁度カップルがもう一組入っていくところで、1番奥の席は取られちゃったので、ドア前の席に座った。
お客さんはそのカップルとあたしたち二組だけ。
15席しかない小さなお店だから丁度いいけど。
彼はスパゲティを、あたしはロコモコ丼を、あとアイスティーとチョコレートパフェを注文。
このお店は昨日のカフェ以上に出てくるのが遅かった。
遅い上にパスタとロコモコ丼の時間差あり過ぎだしね。
ロコモコ丼出てくる前に彼のパスタ食べ終わっちゃいそうだったじゃん(ギリギリ食べ終わらない内に出てきたからいいけどさ)。
まぁ店員のお兄さんが今風のおにーちゃんって感じだったけど、愛想良くって接客が良かったので許しちゃいます。
だって期待以上のお味だったし。
チョコレートパフェもおいしかったし。
お店の雰囲気もこじんまりっとしてる割にはくつろげて、雑誌もたくさん置いてあったし。
1時間以上まったりしてたー。

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雨がしとしと降る夜。
エンジンを止めた寒い車の中で、彼とくっついてあたため合いながら、「やっぱり今ふたりがこうしてるのって不思議だね」と話した。

彼と出逢ったのは丁度2年前の今時期。
はっきりとした日にちまでは覚えてないけど、あれは確かに2年前の11月だった。
彼には彼女がいて、あたしにも彼氏がいて、ただ知り合ったというだけ。
それから深い話をすることもなく、友達と呼べるほどの関係になるわけでもなかった。
ただ、彼が彼女と別れただとか、あたしが彼氏と別れただとか、あたしが新しい恋を始めたとか、彼に新しい恋人ができたとか、そんなのだけはお互いそれなりに知っていた不思議な関係だった。
それから今年の春までの1年半、彼と会ったのはたった3回。
いずれもふたりきりじゃなくって、よくある飲み会だった。
そしてその3回とも彼には決まった人がいて、あたしにも決まった人がいた。
恋に発展したのはあたしに決まった人がいなくなって、ふたりで食事なんてしたから?
それにしてもお互い想像もしていなかった。
こんな風にあたしの中で彼が1番近い存在の人になって、彼の中であたしが1番近い存在の人になるなんて。
「やっぱり、出逢った頃よりはあいは大人になったよね」なんて、彼は言ったけれど、彼だってずっと成長した。
出逢った時には大学生だった彼が、今はいつもスーツを着てあたしの隣にいるのだから。

昔を思い出すと今が可笑しいなんて思っちゃうけれど、これから先、一緒にいることが当たり前のようになるふたりでいたい。
2年は決して短い時間じゃなくて、その2年間であたしたちの関係は変化していった。
でも言い換えれば、出逢った時から2年間、関係は変わってもふたりの縁が途切れることはなかったってこと。
ふたりが別れる時はきっと縁がきっぱりと切れる時。
だから2年後も、2年前に結んだ縁を大切にしてたい。
恋人という関係で。
時間はいろんなものを変えていく。
ふたりの愛の形は変わっていってもいい。
ただ、ふたりの関係はもう変わらないでいて欲しい。

運命なんて自分ではわからない。
絶対この人だなんて断言できるほどの何かがあるとは今は言えない。

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