虹色過多想い
2004年12月17日(金)  左手薬指に愛を埋め込んで

あられの降る夕方、札幌駅に出かけて彼のお仕事が終わるまでひとりでお買い物をした。
セザンヌのパールアイシャドウを買いました。
グリーンベースの4色。カーキ2色に黄緑色にイエローっぽいの。
成人式に着る振袖に合わせるのです。
成人式のあたしのテーマカラーは春だから。冬なのに春。
あとはメモにも書いたオリジンズのペンシルアイライナーと加藤あいちゃんが宣伝してるREVUEのパウダーファンデが欲しいんだけどなぁ。
あたしもうる肌ビューティフルになりたい。
でも、テスターだけ見て帰ってきました。
両方買ったら破産かなぁとか思って。
お正月までに考えよーっと。

彼のお仕事が終わってからは三越に先週頼んでいたペアリングを一緒に取りに行きました。
コムサシャリテのリングボックスは木製で、あたしのには赤いリボン、彼のには緑のリボンをかけてくれた。

晩御飯を食べに入った洋食屋さんで早速開いてはめてみた。
買ってもらった時には、はめるのはクリスマスに会った時に・・・なんて言ってたはずなのに、いつの間にか指輪ができる日を指折り数えて待っているあたしがいて、イブより1週間も早くクリスマスプレゼントはあたしの指に光った。
左手の薬指。
シルバーは傷つきやすいから、お風呂やお皿洗いの時はなるべくはずしてくださいなんて言われたけど、あたしはたぶんはずさない気がする。
硫黄泉の温泉にでも入らない限り。
肌身離さず大切にしたい。

幸せな時間をもらいました。
幸せな言葉をもらいました。
幸せなクリスマスプレゼントをもらいました。

指輪をはめる前にあられだった空模様は、あたしがダイヤモンドを光らせる頃、ふわふわととてもゆっくり落ちる雪に変わっていた。
街はイルミネーションに彩られていて、小さな箱には赤いリボンと緑のリボンのクリスマスカラー。
すべてが魔法にかけられているようにロマンチックだけど、魔法だといつかは解けてしまう。
夢のように素敵な時間が流れているけれど、夢はいつか醒めてしまう。
魔法にかかっているようだけど、夢のような世界だけれど、今ここにあるものはすべて現実で、現実で、現実で・・・。

あまりに幸せ過ぎるので、眠りに落ちる時は少し不安で、眠っている最中は少し哀しい夢を見た。
目が覚めたとき、左手に指輪がはまっているのを確認してほっとした。

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