虹色過多想い
2005年01月01日(土)  去年の終わりと今年の初めに傍にいて

大晦日の夜は例年通りに家族で紅白を見ながらお寿司を食べた。
いつも通り、居間でテレビを見ながら年の瀬を送ろうとしていた。
恋人とは8時半ぐらいからメールをしてて、お互いに年越しの瞬間をどう過ごすかって話になって、あたしは電話をしていたいと思っていたんだけれど、彼が電話は規制されると言うので、急に会いに行くことになった。

年越しが関係なくとも朝から恋人が恋しくてたまらなかったあたしは、それから準備をして10時過ぎに雪の降る中家を出て駅に向かった。
大晦日の町はすごく静かでびっくりした。
ヒールの高いブーツで雪の上を走って走って、10時36分発の地下鉄に乗った。
あたしの地元の駅から恋人の地元の駅までは8個。
今まで恋人と一緒にしか行ったことがないので、ドキドキしながら駅の数を数えてた。

恋人の車の中で一緒に年越しをした。
CDTVをラジオで聴きながら。
新年1曲目はaikoの「かばん」で、「この曲、去年、片想いの頃に君の着メロにしてたんだよね」って話しながら始まった2005年。

2004年は丁度半分だけ一緒にいられた。
2005年はずっと一緒にいられるかな。
一緒にいられなくとも毎日彼を想って過ごしたいな。
そして毎日想われていたいな(これはわがままかな。望み過ぎかも)。

彼が、「恋人と年越しするのは初めて」と言ったので、嬉しくなった。
あたしより3つ年上で、今までの彼女があたしより年上の人ばっかりだった彼の初めての何かをあたしがもらえることなんてそうそうないんだもん。
あたしも家族以外の誰かと年越しを迎えるのは初めてで、それが彼であって本当によかったなって思った。
こうして毎年彼と年越しを迎えられたらいいのにと、幸せなことがあった瞬間に欲張りなことを考えてしまう。
でも・・・欲張りかもしれないけれど、それが目標であり願いだから。
また365日をまわって隣にいられる大晦日があって欲しい。
年が明けてから、また1年後もこうして一緒にいようねと話した。

2005年が始まって1時間後、家の前でバイバイした。
「今年もよろしくね」と言って。
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