虹色過多想い
2005年04月27日(水)  積み重ねてきたものを崩さぬように

恋人とお付き合いを始めて8ヶ月目の記念日。
8ヶ月も付き合ってると本当にいろんなことがあるんだなぁと思うほど、今月は揉めたなぁ。
まさに4月危機だった。

今月何度も繰り返されたケンカの原因はあたしのせいだった。
あたしの新生活に恋人が不安がってたのもあるけど、新生活でいっぱいいっぱいだったあたしが恋人に対して優しくなれていなかったところにあると思う。
ケンカする度、うまくいかない度、あたしなりに考えて努力はしてきたつもりだった。
でもそれ以上に恋人に求めてしまってた。
優しくして欲しい。理解して欲しい。受け止めて欲しい。
自分のことで精一杯だったあたしはいつの間にか恋人に要求ばかりしていたみたい。
そのことにすら気づかなかったほど、あたしには余裕がなかった。
そんなあたしは心にもないことを言ってしまったり、恋人に不快な思いばかりさせちゃった。

あたしが自分の愚かさに気付かないままだったら恋人を永遠に失うことになっていたと思う。
よく考えてやっと自分の変わりように気付いて「ごめんなさい」と謝るあたしを恋人は許してくれた。
ずっと一緒にいたいって言ってくれた。

8ヶ月前、恋人が彼女になってとやっと言ってくれた時、誰より素敵な彼女になろうと誓った。
恋人の唯一安心できる場所でいようと。
でもあの頃はずっとなんて信じられなくって、永遠なんて考えることもできなくって、終わりが来ることにいつも不安だったな。
いつの間にかこの恋は永遠をも感じられるようなものになっていた。
だからと言って終わりがこないわけではないの。
あの頃の気持ちを忘れてしまえば終わりなんてすぐにきてしまう。
恋人への愛の大きさは何ひとつ変わってないからって言ったって、思いやりとか優しさが減っていたらダメだよね。
忘れないようにしよう。
付き合うことになったあの日の気持ち、考え。
恋人を癒せるあたしでいたいと思ったこと。

立ち止まって小さなことに目を向けると恋人の愛はちゃんとわかったのに。
あたしはそれ以上何を求めてたのかな。
デートだからといつもより残業を早めに切り上げてくれるのも、あたしの手帳を開いて出張の予定を教えてくれるのも全部全部愛してくれているからなのに。
自分のことで精一杯だったあたしはそんなことにすら気付けないままだった。

1ヶ月ぶりに指輪を磨いた。
恋人の指輪も初めて磨いた(恋人は買った時以来だから4ヶ月振り以上だ)。
去年のクリスマスと同じくらい輝いている指輪がまだ左手薬指にあって嬉しい。
恋人の左手薬指に光っていることに感激する。

愛する人を大切にすることをこれから先忘れないように。
これからも恋人といくつもの時間を重ねていけるように。
8ヶ月分の愛を振り返る。

月が見えない夜だって、あたしが想うのはやっぱり君。

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