紫
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スワンレイクを観ました。
やはりテレビで、ですが。
英国ナショナルとパリオペラ座。
古典をどうすればこんなに斬新に振り付けできるのか、っていうくらい楽しい振り付けでした。
バレエをやっていた私には、スワンレイクはやはり憧れの踊りの一つ。
今日、二つを比べて観るまで古典の振り付けを教えてもらったと思っていたけれど、私の踊った白鳥は、現代版の斬新な振り付けだったことがわかりました。
といっても、私の場合は子供のころだから、ますます簡略な振り付けだったけど。
踊っているとイヤなことを忘れました。
どうやったらキレイにポーズがとれるのか、宙で止まったようなグランジュッテはどうすればできるのか、頭と体の両方を使って練習していました。
練習を終えると、頭の中がすっきりして、イヤなコトってたいしたコトなかったんだなあ、と思えたものです。
もう一度、踊りたい。
以前と同じように踊ることはできなくとも。
それは、あの日なくしたピアノと同じ。
もう一度、弾きたい。
指は動かなくとも、同じ音色は奏でられるはず。
悲しい思い出は、もういらない。
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