待っているのかいないのか

 PCを窓際に設置したのは間違いだったような気がします。
 寒い。
 けれど移動がめんどいです。
 なによりコードがごちゃごちゃするのがイヤです。ただでさえ狭い六畳間。こたつを入れて更に狭くなった。
 その点ノートPCのときは楽だったなあ。アダプタのコード一本だもんな。寝転がりながら使えたし。こたつでもベッドでも使えたし。
 懐かしいな、Dynabookちゃん。
 次に買うときはノートPCにしよ。


 ときどきパートに入っていますが、数時間お札を触ると手が荒れて困ります。
 指先が割れて出血します。
 水っけが足りないンです。乾燥肌だし。
 自宅では大学病院でもらった軟膏と綿の手袋をしていますが、多分四六時中着用していないと効果がないのかも知れません。痛い。
 こうして文字を打っているとまた割れて痛む。んもう。
 元職場でも現金を扱いましたが、何しろ桁が違う。
 現金…。
 なんか他人の金って見ても触っても虚しいだけだな。
 自分の金だとしても虚しいかも知れない。自分のものになったことがないからわからないけれど。
 私が欲しいものといえば、心身の健康とか、時間とか、曲がっていない心根だとか。金で買えないものばかりだしなー。
 とりあえず、心地よい睡眠が欲しい。
 睡眠薬を処方してもらってそろそろ一年。
 そこそこ眠ってはいるけれど、あまり気持ちよくない。
 そんなものかな、睡眠なんて。
 どう眠っていたか、なんて忘れた。
 でもいいの。
 眠れなくてもいいから、なんとか浮上したいの。
 けれど、浮上しなきゃと思う反面、そんな努力はしたくないというこのテイタラク。
 私は私を動かすものを待ってみる。
 一方でなんぴとたりとも触れて欲しくないとも思っている。
 気の利いたなにかが近づいて、それが触れるか、自ら手を伸ばして触れたいと心を動かされるのを、待っているのかいないのか、もうわからない。
 或いは探しに行くべきか。
 めんどくさいな。
 だからって、この状態に甘んじたいわけでは決してないのだけれども。
2005年10月24日(月)

メイテイノテイ / チドリアシ

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