十月、終わる

 鍵を失くした。
 自宅の鍵と、パート先の鍵と、車の鍵。
 パート先は内側からかけるだけだから問題はないけれど。帰るときはお金ないし。
 自宅は不便。
 キーホルダーにもつけずに、ワッカにまとめて持ち歩いていたのが悪かったのだろうか。たぶん、家のなかにはあると思うンですけどね。
 なんだか人生の鍵を失くしたような気がする。




【十月乱読覚書】
・「三国志」全13巻(北方謙三/角川春樹事務所)
・「私説三国志 天の華・地の風」全9巻(江森備/光風社出版)
・「永遠の仔」上下巻(天童荒太/幻冬舎)
・「真珠の耳飾りの少女」(トレイシー・シュヴァリエ/白水社)
・「五番目のサリー」(ダニエル・キイス/早川書房)
・「そして二人だけになった」(森博嗣/新潮社)


 最近はよく名取市図書館に通っています。
 蔵書量には不満があるけれど、まあまあ楽しんでいます。
 新刊や人気作はほとんど貸し出し中なので、古くても読んでいなかった本を読んでみることに。
 北方三国志、はーどぼいるどでナカナカ面白かった。
 江森三国志は赤壁から五丈原までで、解釈はとても面白い。でもおいらの大好きな姜維くんが…!
 「永遠の仔」の教訓、一見物静かで理知的なペシミストは、なにしでかすかわからない。

 明日から週に五回パートに入ることになった。
 退屈な職場、秋の夜長。本は欠かせない。
2005年10月31日(月)

メイテイノテイ / チドリアシ

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