お風呂上がりの12時過ぎ。 今まで避けていた写真アルバムに手が。 初めての海外旅行は母と一緒のペナンとシンガポールだった。 わたしも若いが母もかなり若い。(笑) 祖父の3回忌のときの写真や祖母の四十九日のときの写真。
そういや、母の四十九日の法要のあとの食事のとき、写真撮るのを忘れていたっけ。。。。 喪主の立場で、予約の人数とか粗供養の数ばかり気になっていて写真のことなどすっかり忘れていたな。。。反省。 改めて見ていると近年母と一緒に撮った写真の少ないことに気づいた。 一番新しいのが去年のお正月に家で撮った写真かな。 それも一緒に写っているわけではない。 結局それが遺影として使った写真になったのだが。 ************************************************************* 祖父母を見送ったあと、一周忌が過ぎて、看病やらで疲れ果てた母に慰労の意味を込めてハワイ旅行をプレゼントしたことがあった。一緒にハワイはラナイ島のリゾートホテルへ行ったのだ。 ハワイでありながらもホテルで日本人に逢ったのは一組という、そのころはまだ知られていない島のリゾート「マレネ・ベイ・ホテル」。 今ではかなり知られるようになったけれど、そのころはジュース会社のドールがパイナップル畑の島を売りに出して、海辺と山あいとに二軒のリゾートホテルが出来たばかりだったのだ。 実にすばらしいホテルだったので、母もわたしも大満足だった。 あの料理の不味いハワイでありながらも、マレネ・ベイのフレンチはかなりのレベルだった。(帰りにホノルルでロイヤル・ハワイアンホテルでのレストランで不味いのに閉口した。) 飛行機もビジネスにしたので、そのころのわたしとしては貯金をはたいての散財だったけど、今思えば少しでも母に喜んでもらえたから良かった。 その後、母が友人に「娘に連れて行ってもらった♪」と自慢しまくっていたらしい。(苦笑) (というか、娘のことで自慢することが他になかったとも言える) その旅行のとき母が62歳。 まさかその9年後にあの世へ旅立つと母もわたしも知る由もない。
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