しりあいのジャズライブをききに行く。 アルバムにもちょこっと参加させていただいたのに、 生できくのは初めてだ。 お洒落なカフェだった。
生ジャズもちゃんときくのははじめてで、 でもおもしろかった。 映像が次々と浮かんで、 ココロのなかのクスクス笑いがとまらなかった。
猫刑事と蟹どろぼうのかけあいとか、 14歳の少女と40男の夕陽の海辺でのロマンチックなやりとりとか、 ひまわりとなめくじのダンスとか…
こんなイメージをうかべてたことは秘密だが。 でもこんなイメージがわく感じの やさしおもしろい音楽だった。 ただならぬくらいひとつひとつの音が丁寧で とても心地もよかった。
うたもののライブだと、 その人の世界が言葉を通してこちらにバーン!とはいってくるから、 こちらがイメージをふくらます度合いは少ない。 それはそれで面白いが。 こちらが思う存分イメージをふくらませられる音楽も 心地よいものだとおもった。
そうだ。 髪をきったのだ。 仕事のあと、ライブまで、 随分時間があったので、 ずっと前から気になっていた 美容院にはいってみたのだ。
「個性的な髪型にしてみました。 あなたなら大丈夫だとおもったので…」 といわれて、合わせ鏡してもらって 「どうですか?」 といわれたら、 なんだかどきどきして、 なにも考えないまま口が、 「い、いいです」 といっていた。 美容院ていつも緊張する。
どうなのだろうか? この髪型。
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