へそおもい

2004年01月13日(火) またはじまりにもどった

風が強い朝です。

新年初ライブがおわって、
ちゅうぶらりんのまんま
夜があけて朝が来て
まだちゅうぶらりんのまま、
仕事とか電話とかメールとか
いろんなことを
考えなくてはいけないのに
どうしようにもからっぽで。

また夜がきて朝が来て
ちゅうぶらりん逆さ釣りなものだから
頭に血がのぼりすぎて
どうしようかこまっていて、
やっと
地面に足をつけようと決心して
地面に足をつけたところです。

ただいま。

ちいさな男の子の夢をみた。
その子はわたしの一部のように近い存在で、
だけどもとても神聖な感じの
遠いところにいるような少年だった。

わたしは自分のお気に入りの洋服を
もっと新しいのにしたいなあ…とおもって、
新しい服を手に入れる。

今まで着ていた服を少年にあずけて
新しい服(それは一着でリバーシブルどころか
いろんな柄とカタチにかえられるのだ)に
着替えようとする。

でもにあわないのだ。
柄が気に入らなかったり、
カタチがあわなかったり。
そして、
今まできていた服と同じような色をさがすのだけれど、
ないのだ。
ないないない。

それで、少年にさっきの服は?ときくと、
誰かにあげてしまったという。

ああ、わたしはもともとの服が一番よかったのに。
へんに欲をだしたものだから。
どうにも着る服がなくて
下着のまんまとりあえず布でからだを隠す。
人がどんどん部屋にやってきてどうしようかとおもう。
とてもあせったいやな気持ちで目が覚めた。

少年よ。
いまあるもののよさに気づけってことかね。
欲をだすなということかね。
そうなのかね。


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はたさとみ [MAIL]

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