65になる父と電話をするといつも、30年はあっというまだから時間は大切にしろ、という話しになる。30過ぎたらもう人生の秋、秋なんてすぐくるんやぞ!と。まだかろうじて20代だというのにわたしを30過ぎ扱いをする。父のいいたいことはわかるのだが、わたしには、自分がその時その時納得した生き方で精一杯道をきりひらいていくしかできない。30過ぎが人生の秋ならおとうはなんなん?ときいてみたら若葉や!若葉!とうれしそうに言っていた。そうか、若葉か。いいなあ。