タクシーにのって きょうは寒いですねえ、といったら 運転手さんは、 洗濯物がかわかなかったという。
御自分で洗濯されるんですか?ときいたら、 妻が亡くなったもんで、 息子ふたりと家事をしているのだという。
たいへんですねえ、といったら、 妻がなくなったのは7年前だから、 もうなれたのだという。
2、3年はたいへんだったが、 今は息子ふたりを責任持って 成人させることなのだという。 手の焼ける息子だったが 今は家のことを 一緒にしてくれるのだという。
そのとき 亡くなった妻の気持ちに おもいをはせた。 もしかしたら 妻は幸せだったのではないか。
自分がいなくなるよりも、 大切な人が自分の生活からいなくなるほうが 辛いような気がする。 どうなんだろう。
うーん。 こんなことを考えていたら 悲しくなってくるので 考えるのはやめることにする。
考えても考えなくても 生きていたら必ず そういうことに 出会う時がくるだろうからね。
さてさて、 本秀康のマンガだが、 かなりツボだ。 なんどもよみかえして 大絶賛している。
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