音楽とお酒は似ている。
ひさしぶりに 好きな音楽を聴くと、 その音楽をよく聴いていた頃の 情景が鮮やかによみがえる。
昔よく一緒にあそんだ仲間だとか。 ふとんにもぐりこんで感じた西陽の感触とか。 どうしようもなく奥手の情けない自分とか。 旅先の空気の匂いとか。
おんがくは 人生の記憶とともに 人の心にのこるものである。
お酒も同じ。
心の奥にひびくような 大切な時間をすごした時にのんだお酒は、 また飲みたいとおもう。
お酒をつくることと 音楽をつくることは とても似ているのでは ないかなあ。
人生のひとコマの中に しゅわーっととけこんで、 くらっとくるような。 お酒みたいな音楽をつくっていきたいなあと。 そんなことを思っていたのでした。
わたしは ちょっと匂いにクセがある でものめばやみつきになるような 奥深い味わいの お酒が好き。
今日は CDを2枚とスコッチウイスキーを1本買ったのだ。
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