瓶の牛乳の話をきいた。
朝の3時半ごろ 牛乳配達のおにいさんが とどけにきてくれるのだという。
まだ暗いうちに バイクの音が家の前でとまって コトンと瓶の音がするなんて。
なんてすてきなのかしら!
わたしは あの牛乳箱が好きなのだ。
最近はみかけなくなったが、 牛乳箱は木製がとくにいい。 商品名がペンキでかいてあるやつ。
学生時代に住んでいた ボロアパートの牛乳箱は 私と一緒に関西にきてしまったほどだ。
おもいたったが吉日。
早速電話をかけて申し込んだ。 わたしも瓶の牛乳人になるのだ!
瓶の牛乳人のわたしの生活を おもいうかべては、 わくわくしている。
でも 油断ならない。 酔っぱらって帰った時 牛乳屋さんに会わないように 気をつけなければ。
陰と陽のかさなる瞬間。
もし会ってしまったら 気が滅入ること請け合い。

ホモの字がいかしてるでしょう。
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