いちにちに一回 新しい部屋に荷物をはこんでいる。 あるいて3分くらいの距離なのである。
今日は 竹のガムランと 泡盛の2升半の瓶をもって ぷらぷらあるいていった。
きのうは、 ガスストーブと服のはいった段ボール。
おとといは、 マンドリンとくつのはいった段ボール。
部屋着で夜な夜な出歩く あやしげな女である。
その日がどんなに つかれていようとも、 帰りの混雑した電車で 息苦しくなろうとも、 毎晩のこの作業は わたしをわくわくした気持ちにさせる。
近い未来の新しいものを わくわくとおもいえがくことは とてもしあわせなことだ。
つねにつねに 新しい未来のことを わくわくとおもいえがける状態であることは つねにしあわせなのかもしれない。
腹八分目の人生。
おお このコトバなかなかいいな。
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