2018年03月08日(木) |
サメだってやさしいところはあるのだ |
おにぎり握って 午前中は節子へ。
節子小中学校跡で 友だちが中心となって うごきだした 『いのちの学び舎』は 毎週木曜日が活動日。
しっとり雨の学校の校舎で ゆるゆるわくわくを ふくらませながら 過ごす時間のゆたかさよ。
午後は 夕方からの 来客に備え
買い物に行ったり お掃除をしたり いろいろ雑務を片づけて つまみをつくる。
夜は あかちょうちんを 室内に灯して
友だち夫婦を 迎えての宴。
お土産にいただいた サメかつのおいしいことよ!
サメって くさみもぜんぜんなくて やわらかくって すごくおいしいおさかななのだ。
食した印象は とってもやさしくて ふわふわしている。
サメは 怖いだけじゃないんだ。
サメだって 人間だって いろんな面をもっているんだから やっぱり 決めつけちゃいけない。
おいしくて 楽しくて あっという間に 夜が更ける。
旦那様は 飲めないので 3人で日本酒一升あけた。
*
色々話して わたしが 考えたこと。
奄美は 薩摩にも 琉球にも アメリカにも 支配されてきた 歴史がある。
その歴史の影響も あるからだろうか。
支配するかー支配されるか 勝つかー負けるか 賛成かー反対か
など なにか 物事をすすめる時に
二元論で 物事をみていこうと するところが あるのではないか。
勝った方 強い方 支配する方が ものごとを決めて
そうじゃない方が それに文句を言わず 自分の心にふたをして 絶対に従わないと いけない。
世の中の人間は そのどちらかに 所属しているのが 普通のことだ。
という世界観が あるのではないか。
自分は どちらかの なるべく都合のいい方に はいりたいし
他の人も どちらかに カテゴライズしないと 落ち着かない。
でも 実際 人のこころは 二元論では片付かない。
いろいろ矛盾したものが 混沌と同時に存在するのが 人のこころだ。
人のこころは カラフルなのだ。
いい悪いや 勝ち負けや 強弱で はかれないものだ。
生物多様性だ。
なにか物事を 進める時に
正しいとか 間違っているとか そういうことは おいておいて
みんなそれぞれが 心の中で感じているそのまま
矛盾があるなら あるそのままに ひかりをあてて
それを オープンに まな板にだしあって
お互いの だしあったものを 大切にしあい 刺激し合い やりとりしながら うごいていく
という ものごとの 進め方だってあるのだ。
わたしにとって 大切なこと 表現したいと おもうことは
どうやら その辺に かかわることだ。
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