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■ MOON HUNTER/Deanna Mascle
1) MOONコレクションの一冊ですが、ロマンスものです。 表紙もベタベタのロマンスって感じで、持ち歩くのにはちょっと恥ずかしい。(^^; ノーラ・ロバーツの主人公にがっかりしていたせいか、こちらの主人公ベッカには好感が持てる。相手の男性マックもまたカッコイイ!単純にわくわくして読んでます。
内容は開拓時代のアメリカ・ケンタッキー。インディアンに襲われたり、いろんな危険に出会うんだけど、筋骨たくましいマックに守られて、赤ん坊を連れて荒野を旅するベッカ。そもそもマックはどうしてベッカを守るようになったのか、いまいち理由がわからないんだけど、まあどうでもいいかって感じ。かよわい女性を守るたくましい男性、それだけでうっとり・・・っていうのがロマンスでしょう。
2) ベッカとマックの間がなかなか進まない。こうしてじらすのもまたロマンスの特徴なのかもしれないけれど、好きなら好きと言えばいいじゃん!てな感じで、もどかしい。子持ちの未亡人じゃ、そうそういい男はつかまえられないんだからさ!みたいな・・・。途中までいい雰囲気になったかと思うと、なぜか男性恐怖症とやらが出てきて、いっさいを拒否。あー、もう!じれったいなあ。といって、ページをめくるという寸法。典型的なロマンスの手法ですね。
3) なかなか進まなかったのだけれど、一気に最後まで読んだ。というか、そんなに時間をとってじっくり味わう本でもないので、終わらせた。 結婚なんて絶対しない!と豪語していたマックも、最後はベッカなしには生きられないと気づき、結局はハッピーエンド。 途中、何度も事に及ぶのだけど、「あたしって男嫌いなんだわ!」と思い出してみたり、子どもが泣き出したり、となかなか二人の思いは遂げられない。もう、じれったいなー!と思いながら、ページをめくり、幸せになって良かったね、めでたし、めでたしで終わり。あー!またこんなもの読んでしまった!・・・たまにはいいか。
2002年01月27日(日)
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