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 Moonlight Becomes You/Mary Higgins Clark

<MOON COLLECTION>
1) 冒頭、主人公が気がつくと、なんとそこは棺おけの中だった!このまま生き埋めにされてしまうのか!
これはかなりショッキングな出だしだ。他に読む予定の本もあったのに、どうして棺おけに入っているのか、その理由が知りたいがために、そのまま読み続けている。

場面変わって、とあるパーティーで、20年も前に分かれた義母に再会したマギー。喜ぶ二人。その義母が催すディナーパーティーに行ったマギーは、そこで義母の死体を発見する。

Mary Higgins Clarkはロマンスものを書いているのかと思ったら、意外にもサスペンスもののようだ。で、どうして棺おけに入れられて生き埋めにされてしまったのか、とにかく先に進もう。


2) 次から次へと出てくる登場人物。それぞれに何か怪しげな殺人の動機があるようだ。それを小出しにちょっとずつ書いているので、話がなかなか進まない。

そうこうするうちに、殺された義母の親友も死んだ。義母が殺されて1週間もたっていない。そしてまた各登場人物のそれぞれの怪しげな行動が述べられる。誰しもが容疑者であるかのように。

ここまでで半分。
いつになったら棺おけに入れられる場面になるのだろう?たぶん最後だろうな。。。(^^;


3) アメリカでは、棺おけの中にベルが置いてあり、万が一死体が死んでいなかった場合(?)それを鳴らして知らせるということになっているとか。ぎょーっ!
そのベルが、どうやらこの話のキーワードらしい。
そして、4代にわたって葬儀屋を営んでいる男が、どうも怪しい。死をゲームのように考えており、葬式博物館のようなものもやっている。気持ち悪いなあ。。。
あと100ページをきったところだけど、まだ何も見えない。なぜ、どうして、主人公は棺おけの中で目をさましたのか?早く教えてー!


4) やっと読み終えた。棺おけで目覚めた主人公が、なぜに、どうして、棺おけに入ってしまったのかを知りたいがために、途中退屈なんだけど、我慢して読んだ。この作家、ロマンスかと思ってたけど、全然ロマンスじゃなかったし、いわゆるサスペンス。

しかし、あの犯人は、さほどの憎悪があるわけでもないのに、どうしてまた生きたまま埋めちゃったかなあ・・・?そのあたりの動機が今いち弱い。でもすんでのところで助かってよかったよねえ。もちろん、一番怪しげな人が真犯人ではないというのは、ミステリとしては当然。


2002年02月24日(日)
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