業務日誌
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自然に目が覚めた。カーテンを開けると、外にはライン川が流れていた。正面の岩場に「ローレライ」の看板が・・・。なんというグッドタイミングだったんだろう。同じコンパートメントの人は全て降りてしまったようで、あとは終点まで1人だ。車掌がチケットとパスポートを返しに来てくれた。食堂車へ行って、クロワッサンとコーヒーを注文。軽い朝食だ。あとは、寝台を椅子にして、ゆったり終点Dortmundまで。Bonn、koeln、Duesseldorf等を通る。Dortmundに10分ほど遅れてついた。ここでICEに乗換え、いよいよMuensterである。乗換に1時間くらい余裕があったので、Macでブランチ。ICEの中は大体座席が指定されているが、貼ってある区間以外なら座っても良い。ここが日本と違う。うまい具合に座れて、30分ほどで、Muensterについた。ここがこれから3週間暮らす街か。駅前は賑やかである。ただ、Muenchenと比べると規模がやはりちがう。
バスに乗り、言われたバス停に着く。中心地から外れ、周りには住宅しかない。道路の反対側は野原である。はて、どの建物が寮なのか? そういえば、住所や部屋番号を言われていない。さあ困った。トランクを引きずりながらさまよう。住宅の奥にそれっぽい建物があった。そのへんに居た人にこれは学生寮かと尋ねた。そうらしい。おお!これがその建物か。さて、自分はどこにはいるのだろう?管理人室と思われるところにいってみたが、誰もいない。どうしようもなくなり、とりあえず大学に行ってみようと、再びバスに乗って帰った。ところが大学も広く建物がたくさんある。どこで聞いて良いのか分からない。最終手段で、街の旅行者案内所へいってみた。出来る限りのドイツ語で話し、大学に連絡をしてくれたが、今日は土曜日であるため、誰も出ない。さあどうしようか。とりあえず、さっきの建物に売店があり、それが15:00〜やっていると書いてあったので、またバスに乗り、そこへ戻った。そこで尋ねる。どうやらここは学生寮だが、自分の止まるのは、一つ先のバス停のところにある寮らしい。英語の文の読み間違いだ。とほほ。買い物に来ていた女の子が一緒に行ってくれるというので、付いていった。しかし、管理人は今日は土曜でいない。さあどうしよう。住む部屋もわからない。その女の子が非常に気を利かせてくれて、この寮に友人がいるからと聞いてみてくれたりした。しかし不在だったため、その女の子が住んでいるWG(共同住宅)へ連れてってもらった。どうやら月曜になるまでここにおいてくれるつもりらしかった。他の住人に許可をもらおうと電話してくれたが、その返事は芳しくなかった。結局、再び先ほどの寮にもどったところ、偶然このサマーコースに参加するというイタリア人男性がいて、これはちょうど良いと言うことで、月曜日になるまで彼の部屋に居候させてもらうことにした。なんとありがたいことだろう。先ほどの女の子に別れを告げ、荷物を彼の部屋に運び込む。彼は4日に着いたようだ。ああ、なんで自分は土曜日に着いてしまったんだろう。
夕方、彼の用事で一緒に街の中心街まで出かけた。スーパーで色々買い物をして、自分は先に帰ってきた。彼の部屋にいると、ノックされた。ここに長く住んでいる男性で、他にもサマーコースに参加する人が外で待っているという。要するに、自分と同じく、部屋が分からず、鍵もないので部屋に入れない人がそとで待っていた。自分と同じ境遇の人がいて、すこしホットした。彼女たちの話によると、21:30ころに、女性が鍵をもってやってくるという。ここの管理人が鍵を持っているのではなく、コースの世話役の人(その女性)が持っているらしい。これは自分の部屋に入れるかもしれない。期待して待った。
時間になるとその人を発見。自分たちは挨拶をして説明を受けた。そしてついに鍵をゲット!3階210号室だ。これで安心して眠れる。今日は偶然の巡り合わせだったとつくづく思った。
荷物を自分の部屋に移動し、まだ帰ってきてないイタリア人の彼の部屋に置き手紙をしておいた。今日は本当に疲れた。明日は日曜なのでぐっすり眠れる。
Dortmund Hbf1124→1156Muenster Hbf ICE928 Hauptbahnhof1222→Horstmarer Landweg 4 Horstmarer Landweg1334→Huefferstiftung 3 Domplatz??→Geiststr. 2 Antoniuskirche??→Horstmarer Landweg 4 Alte Sternwarte1807→Antoniuskirche 3 Aegiditor2002→Alte Sternwarte 4
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