業務日誌

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2005年01月30日(日) 土合雪中行軍

 本日は土合の日。鴻巣で先行していたS山と合流。

 北上を続けると、既に敷島辺りから雪が舞ってきた。こんな南から雪を見たのは初めてである。土合はどれだけ降っているのかと期待をしてみる。
 渋川で、後ほど乗るSL客レを追い抜き、水上で乗り継ぎ、土合へ。

 ちょうど、今シーズン最強の寒波が到来しているらしく、水上でも雪が凄い。トンネルの階段を上り、土合の地上へ上がると通路の窓が埋まるくらいの積雪だった。外は吹雪。風がたまに強く吹くと、ホワイトアウトする。二人とも、このような状況は想定外で、ここまで降らなくても・・・と思っていた。それでも今日は臨時列車(先ほどの客レ)が停車するため、人がちらほらいる。

 ノート交換と昼飯を済ませる。天候の状況を見て、ロープウェーまで行ってみることにした。バス停に行って、雪に埋まったポールの時刻表を掘り起こして時刻を確認。吹雪の中だと、音もなく突然バスがくる。この天気でも関越交通は動いていた。
 案の定誰もいないバスでロープウェーまで行く。さらに上は天気はひどいので、もちろんロープウェーは上らず、そのまま折返しのバスで土合駅へ帰る。帰りは客も何人かのった。行きと変わって、下りは運転も慎重だった。運転手に不審がられながらまた土合で降りて、臨時列車の到着を待つ。

 土合に客レが停車するのは珍しい。いままで土合に関わりはじめて、最初かもしれない。そのために今日土合にきたようなものである。乗る列車は「ループ線観賞号」。しかし、この大雪で、どうやら湯沢〜水上で運転見合わせをしているようで、駅のスピーカーにやりとりが流れてくる。

 少し経って運転再開の連絡が入り、25分遅れで前触れもなく、上りホームへ入線。ホームに積もった雪に機関車が触れそうになり、一旦止まったが、また前進して客扱い。一部のドア口では正面が雪の壁だっただろう。

 温かい車内に2時間半揺られ、帰ってきた。デジカメが不調だったのが痛い。


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