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都立高校で授業の評価を生徒がすることになるようだ - 2003年06月03日(火)

朝日新聞夕刊を眺めていたら、そんな記事が載っていた。板書の構成や授業準備の質などを生徒が評価するらしい。チョークの色のレイアウトまで評価対象になっていたりと、中々細かい。この記事を見ていて、私の脳裏を走ったのは高校時代の日本史のA先生の授業である。結論から言うと、A先生の授業は私が覚えている中で、最もダメな授業だった。

(1)授業準備

彼は果たして授業準備をして来ているのだろか。山川出版社のあの赤い教科書を読んでいって、たまに自分が知っている蘊蓄を傾けているだけのような気がする。

(2)板書

この先生は、何故か黒板の中央部しか使わない。端から書いたら教室の端に座っている生徒に見にくくなってしまうと言う、絶大なる配慮から為される行為なのではないか、などと一瞬たりとも思ったことは無く、教壇を単に右に左に動きたくないだけのような気がしてならない。板書も無茶苦茶汚い字で、自分の喋ったことをまるで自分自身の備忘メモのように書くだけで、体系と言うものが全く感じられない。しかもあの板書、教科書読んでるだけでもいいんじゃないの?

(3)喋り

どこが重要なのかさっぱり分からない。何かいつもと同じような適当な喋りっぷり。彼は果たして教育に情熱を持っているのだろうか。

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いやさ、一体何でなんだろう。歴史だぜ。歴史なんて、多分一定以上面白い科目の筈だよな。別に入試に出る「覚えなければならないこと」をひたすら覚えさせるようような授業でも無かったと思う(大体この先生は入試問題研究とかしたことあるんだろうか)。そもそも、歴史はかなりのストーリー性とエピソードを持っていると思うのだが、何かそれだけで興味深いモノに出来そうな気がしないでもないのだが...

物理とか化学に比べれば、絶対万人受けする授業を展開できそうなものだが、そうでもないのかな。とにかく、今日新聞を見てこの先生の授業を真っ先に思い出すほど、彼の授業は酷かった。まああっしは大学・大学院時代に進学塾でバイトしてたけどさ、科目は数学と理科だったけど、日本史にコンバートしろと言われて、いきなりやっても多分彼の授業の5億倍マシな授業を出来ると思う。質ゼロに5億かけてもゼロはゼロだがなあ。

と言うくらいの授業だった。何か思い出したら腹立ってきたな。


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