ビー玉日記
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2001年01月12日(金)  人の縁というもの

時々、人と人とのつながりについて考える。


たとえば、なかよしだった幼なじみが転校していなければ、クラス替えがなければ、他の学校に入ったなら、失恋をしなければ、音楽を好きじゃなかったなら、あの時あの席に座らなかったら、出会えなかった人たちがいる。
出会っていたとしても、すれちがうだけだったであろう人たち。

もしもの話をすればきりがない。
だけど、自分の意志や気まぐれ、誰かの強制、突発的な出来事、そういうものを飛び越えて、何かの力が働いているとしても不思議じゃない。

なぜあの時、その選択をしたのか。
こんなにもたくさんの人がいる中から選んだのがどうしてその人だったのか。

信心深くはない私も、運命は信じてもいいと思っている。
わたしたちは出会うべくして出会ったのだと。
けれど、たとえ出会うことが運命づけられていたとしても、その確率はまさに天文学的数字だ。
奇跡と言っていい。

私が人生においての先生だとする人がこれまでに2人いて、2人とも「出会いは不思議」だと口にした。
それはまったくの偶然とも言えるし、何かの啓示ともとれる。

今のところ私はとても幸運で、困った時いつも助けてくれる誰かがいる。
口の悪い私は誰かの悪口を言うこともあるし、時には苦手だと思う人もいる。
けれど彼らは、そういう人もいるのだ、ということを気付かせてくれる貴重な存在でもある。



あの人に出会えてよかった。
あの人に出会えてありがとう。

これを読んでいるあなただって、ボタンを一つ押さなかっただけで、永遠にここに辿り着けなかったかもしれないのです。
ネットの海の中から私をみつけてくれてありがとう。


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